体験アーカイブ・2008年10月18日
体験学習コースの受講模様を分野別に掲載しております。
数学
森脇 淳 教授 チューター:木村 嘉之(博士課程 2回生),長尾 有晃(博士課程 2回生)
物理
担当:今井憲一教授 佐田優太(チューター)、酒向正己(チューター)
天文
生物
篠原 渉 助教 チューター:後藤 静(博士課程1回生),掛澤明弘(学部4回生),他
野外の身近な植物からDNAを抽出して,葉緑体の遺伝子をPCR で増やしてもらう
遠心分離
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DNAと不要な層(不純物の層)にわけたり、DNAを沈殿させる際に使います。 |
TEバッファー
実際の実験風景の例として。今回の実習では、ひとりでこれだけ一気にはしておりません。(一人2サンプルずつ)写真はTEバッファーをチューブに入れている様子です。 最終的にDNAを沈殿させた後、沈殿したDNAを洗って乾燥させます。乾燥させたDNAを再び液体にするために、写真のようにTEバッファーを入れて溶かします。 |
PCR
PCRの機械です。94度(DNAの2本鎖を1本鎖に)、60度(希望のDNAを合成させて増やすため)を自動で繰り返してくれる機会です。写真のように、 8連チューブに必要な試薬と抽出したDNAを入れ、セットします。
I I実際に稼働させる時は、この写真のように蓋を閉めて行います。 |
電気泳動
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電気泳動にかけた後のアガロースゲル(寒天のようなもの)です PCR産物(ちゃんと希望のDNAが増えているかどうか)の確認のためにゲルにPCR産物を入れ、電気泳動をし、蛍光下でバンド(光っている線)の位置を確認します。 電気泳動にかけた際に、各DNA断片が長さの違いで進む速度が異なるため、目的のDNAがちゃんと増えているのかが目視で確認できます。(写真は十分な光量のないところで撮影したため、ノイズが必要以上に入ってしまったのだと思います。) |