観測ガイド
このページは京大時間での観測についての注意事項です。共同利用時間については国立天文台のページをご覧ください。
観測スケジュールは以下のWebページで確認できます。
事前の手続き
- 公用車を利用する場合は宇宙物理学教室ローカルページにある公用車利用内規を確認したうえで、 宇宙物理学教室の事務室で予約してください。
- 隣接する国立天文台ハワイ観測所岡山分室への宿泊、および食堂を利用する場合は以下のWebページに従って10日前必着で滞在申請書を提出してください。
岡山にある公用車は、宇宙物理学教室の教職員だけでなく、附属天文台教職員、研究員、TA・RAとして雇用されている大学院生等、京大と雇用関係にある人なら利用できます。
近隣のホテル等を利用される場合は各自予約してください。
観測当日
- 初めて観測する場合は岡山天文台利用の諸注意や、望遠鏡・観測装置の使い方について、岡山天文台スタッフがレクチャーしますので早めに観測室へ来てください。 レクチャーは原則として夕方～22時までに行いますので、後半夜の観測であっても前半夜の観測に同席してください。 2夜目以降もサポートが必要な場合は事前に岡山天文台スタッフまで連絡してください。
- 国立天文台ハワイ観測所岡山分室を利用する場合は平日の9時30分から16時30分までに岡山分室の事務室にてチェックインの手続きをしてください。 深夜・休日に来所する場合は岡山天文台のスタッフまで事前に連絡してください。
観測中
- 望遠鏡操作UIに自分のプロポーザルIDを入力して観測を開始してください。
- 観測中にToOが発動された場合は制御室のPCに警告音と共に表示されますので、自分の観測を速やかに中止してください。
- 観測室にToOの観測者がいる場合には観測を交代してください。
- リモートからのToO観測の場合は、リモート観測モードに変更した上で観測を交代してください。
- ToOの発動者から代理観測を依頼され、それを受け入れた場合は、望遠鏡操作UIのプロポーザルIDをToOのIDに書き換えた後、以下のWebページにある観測指示書に従って観測を代行してください。
- ToO観測の時間が過ぎたら、望遠鏡操作UIのプロポーザルIDを自分のIDに書き換えた後、Classical観測を再開してください。 (時間を超過してまで観測指示書に書かれた作業を完遂する義務はありません。)
- ToO観測中に上位のToOが発動された場合は手順2～3と同様に上位のToO観測に移行してください。
- 自分に割り当てられた観測時間が経過したら観測を終了し、後続の観測者に操作を引き渡してください (リモート観測の場合にはリモート観測モードへの切り替えを依頼することがあります)。 後続の観測者が不在の場合や、その夜の最後の観測であればドームを閉じ、望遠鏡・観測装置をシャットダウンしてください。
当夜の最初の観測は原則として薄明終了時から、最後の観測は薄明開始時までが専有時間です。
薄明時間帯はキャリブレーションデータの取得などに利用できます。 取得したキャリブレーションデータは他の観測者にも公開されます。 中間時刻の観測者やToOの観測者からキャリブレーションデータの取得を依頼された場合は、可能な範囲で引き受けてください。
望遠鏡・観測装置の使用方法については国立天文台が管理するSeimei Wikiにあるマニュアルをご覧ください。
Seimei Wiki
※ ID : seimei, Password : スタッフに問い合わせてください
※ToO申請によって観測権限を奪われた時間は可能な範囲で補填されます。補填の候補日は岡山天文台より後日お知らせします。 ただし補填時間にToOが入った場合の再補填は行いません。
観測後
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観測データの持ち帰りについては、Seimei Wikiに置いてある観測装置ごとのマニュアルを参照してください。
観測ログは以下のWebページから参照できます。 -
以下のWebページにて観測報告書を提出してください (共同利用と共通です)。
ToOの代理観測については、ToO申請者が観測報告書を提出しますので、観測状況を当人に伝えてください。
観測報告書※ ID : seimei, Password : スタッフに問い合わせてください
- 国立天文台ハワイ観測所岡山分室に宿泊した場合は岡山分室の事務室にてチェックアウトの手続きをしてください。
- 公用車を使用した場合は車内にある記録簿に走行記録を記入してください。
- ToO観測が割り込んだ場合は、失った時間の補填について岡山天文台スタッフが後ほど連絡しますので、希望日を伝えて下さい。