- From #188 we cite two articles -
.. Index ........
* OAA MARS SECTION
-- Mars Observation Reports of 1996/97 (#010)--
* 10 Years Ago (18)(Japanese)
-- CMO #030 (10 Apr. 1987) --
OAA Mars Sectionもこの期の最終回となった。寄せられたこの期間(16〜30 Mar)の報告は、南政次氏(大津)、張麗霞氏(台北)、中島孝氏(福井)の観測だけになった。この期間、台湾・日本共に天候に恵まれなかったようで、観測日数も少なくなっている。3月末には、Ls=0゚に達し、「1985年末の観測開始がLs=93゚であったからちょうど火星の一年の3/4を追っかけたことになる。」と結ばれている。
記事としては、トップに浅田正氏による連載記事の、「惑星写真の撮影についてのアンケート」回答の集計結果の第6回が掲載された。「モノクロームで火星撮影の場合」がこの中に採り上げられている。また南政次氏の「台北回想」が始まった。台湾滞在中に観測に使わせていただいた圓山天文台の様子などを思い出すまま綴っていくとの巻頭言がある。その他、浅田正氏の宗像への転居のお知らせと、松本直弥氏の44p鏡の設置の様子の新聞記事が引用されている。
(Mk) 村上昌己