飛騨天文台の65cm屈折望遠鏡では2年2ヶ月ぶりに地球に接近している火星を
観測しています。
火星は地球の外側を約687日かけて太陽のまわりを一周しています。
地球は太陽のまわりを約365日で一周します。
地球の方が速くまわっているので定期的(だいたい2年2ヶ月ごと)に
地球が火星を追い越します。この時、地球と火星の距離が一番短くなります。
今回は、2007年12月19日が最接近の
日でした。最接近の日の前後数週間が火星観測の好機ですので
飛騨天文台の65cm屈折望遠鏡で観測を行なっています。
火星の展開図を作成しました。 (2008.04.16 追加)