Kwasan and Hida Observatories, Graduate School of Schience, Kyoto University English Home page

65cm屈折望遠鏡で観測した火星


飛騨天文台の65cm屈折望遠鏡では2年2ヶ月ぶりに地球に接近している火星を 観測しています。

火星は地球の外側を約687日かけて太陽のまわりを一周しています。 地球は太陽のまわりを約365日で一周します。 地球の方が速くまわっているので定期的(だいたい2年2ヶ月ごと)に 地球が火星を追い越します。この時、地球と火星の距離が一番短くなります。

今回は、2007年12月19日が最接近の 日でした。最接近の日の前後数週間が火星観測の好機ですので 飛騨天文台の65cm屈折望遠鏡で観測を行なっています。

火星の展開図を作成しました。 (2008.04.16 追加)


火星
飛騨天文台 65cm屈折望遠鏡
撮影日:
(上)2007年12月26日(日本時間19時52分)
(下)2007年12月27日(日本時間18時15分)
撮影者:仲谷
自作カメラにて直焦点で撮影
(上:約1500枚積算、下:約700枚積算)