2011年2月中旬に急速に発達した黒点群NOAA11158で活発なフレア活動が観測されました。
2011年2月12日に出現した黒点群(NOAA 11158)は、2月13日から14日にかけて急速に発達して、
2月15日には、今太陽活動周期(サイクル24)初の大規模フレア(X-classフレア)を発生させました。
その後も複数の中規模(M-class)フレアや小規模(C-class)フレアが発生し、活発なフレア活動が続きました。
飛騨天文台SMART望遠鏡で観測した2月16日の太陽全面像(光球)
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・フレア活動
(1) SMART望遠鏡で観測した2月16日の太陽全面像(彩層)のムービー(Javascript)
2011.02.15 22:49UT C1.3
2011.02.16 00:58UT C2.0
2011.02.16 01:32UT M1.0
2011.02.16 05:50UT C5.9
2011.02.16 06:18UT C2.2
画像中の時刻は、世界時[UT]です。
UT + 9時間が、日本時間[JST]になります。
(例) UT 01:00:00 = JST 10:00:00,
UT(2011.02.15 23:00:00) = JST(2011.02.16 08:00:00)
(2) ドームレス太陽望遠鏡で観測したM1.0フレアの拡大像
H-alpha 中心
H-alpha -0.5A
H-alpha +0.8A
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・黒点群の日変化の様子(2月12日から16日の五日間)(Javascript)
・SMART観測データアーカイブ