2011年6月7日に太陽面からの大規模な噴出現象が観測されました。
2011年6月7日の午後3時過ぎ(世界時では7日6時過ぎ)に、太陽南西の黒点群(NOAA 11226)で、中規模フレア(M2.5)が発生しました。
このフレアに伴い、大規模な噴出現象が発生し、太陽観測衛星で撮影された動画が
宇宙天気ニュースで話題になりました。
柴田一成附属天文台長のコメントも掲載されています。
太陽観測衛星の動画集(宇宙天気ニュースへのリンク)
飛騨天文台では、曇りがちで天候状態は悪かったのですが、SMART望遠鏡で、
フレアの光始めと噴出現象の初期、およびフレア後半時での大規模な落下の様子の一部をとらえることが
できていました。
(1) フレア後半時のSMART 太陽全面像
画像をクリックすると大きな画像(2048x2048)が表示されます
(2) フレアと噴出現象のムービー(Javascript)
画像サイズ大きめ(1480x860)
小さめ(740x460)
(3) 大規模な落下現象のドップラーグラム
H-alpha +0.5A(赤/白) と -0.5A(青/黒) の合成
H-alpha +0.8A(赤/白) と -0.8A(青/黒) の合成
H-alpha +1.2A(赤/白) と -1.2A(青/黒) の合成
画像をクリックすると大きな画像(480x480)が表示されます
関連リンク
・この現象の速報データ
研究者向け
(ご利用の際は、ご連絡下さい)
・柴田台長のコメントの掲載された宇宙天気ニュース
・SMART観測データアーカイブ