野外コンサート 協賛のお願い

花山天文台は1929年の創設以来、太陽系や太陽観測で世界的な成果を生み出すだけでなく、「アマチュア天文学の聖地」として天文学の教育普及に関しても重要な役割を果たしてきました。 屈折望遠鏡では日本で3番目に大きな45cm望遠鏡や、太陽分光望遠鏡としては日本で２番目に大きな70cmシーロスタット鏡などの歴史的望遠鏡が今でも観測実習や天体観望会で大活躍しています。 しかしながら、近年は建物や望遠鏡の老朽化が進み、昨今の国立大学の予算削減の影響もあり、存続の危機を迎えておりました。

このような状況下の2013年、花山天文台は京都市の「市民が残したい“京都を彩る建物や庭園”」として選定されました（選定番号 第2－018号）。これは花山天文台にとって大いなる励みとなり、このことを感謝・記念し、世界的な音楽家の喜多郎さんをお招きした花山天文台野外コンサートを開催しました。その後、毎年、喜多郎さんのご好意により、花山天文台の存続を応援することを目的とした花山天文台応援野外コンサートを開催しています。 毎回天気に恵まれ、素晴らしい野外コンサートとなっています。

今年もまた10月20日に、喜多郎さんにお越しいただき、第6回花山天文台応援野外コンサートを開催することになりました。

コンサート開催のためには、開催のための予算（音響機材や会場設営のための最低限の予算）が必要です。 なにとぞ、協賛（一口30,000円）のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

なお、今年4月の京大岡山天文台の正式発足にともない、花山天文台の運営費（主に人件費）を岡山天文台に移算しなければならなくなりました。これは花山天文台で職員を雇用する予算がなくなることを意味しますので、予算（約1000万円/年）を寄附または事業により集めなければ、職員が配置できず、花山天文台の見学会や観望会が開催できなくなります。そこで、昨年度の野外コンサートより、参加される皆様から参加協力費をいただくことになりました。ご理解いただけましたら大変幸いです。

協賛していただいた企業・個人様は野外コンサート当日に代表の方をご招待し（同伴者含め2名まで）、また、コンサートのパンフレットに広告を掲載させていただく予定です。さらにはご希望に応じて、天文台の建物に企業名（個人の場合は個人名）の銘板を掲示したいと思います。 ご協力いただけます場合は、以下の書類や広告用データをお送りいただけますようお願いいたします。

花山天文台は、今後とも市民の皆様に開かれた天文台として、観望会、見学会、野外コンサートなどを開催できるよう、引き続き努力してまいりますので、今後とも、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。

2018年9月 附属天文台 台長 柴田一成

以下のリンク先の寄附金申込書と 「花山天文台野外コンサートに協賛いただける方へ」に 必要事項をご記入のうえ、郵送をお願いします。
なお、京都大学の寄附受入規定に基づき、手続きを進めさせていただいておりますが、振込用紙のご送付が遅くなりまして大変申し訳ございません。「寄附金申込書」をお送りいただいてから2～3週間程度で振込用紙を送付いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

寄附金申込書

「花山天文台野外コンサートに協賛いただける方へ」

郵送先
〒606-8502
京都市左京区北白川追分町
理学研究科4号館
天文台分室

web(天文台基金)から、手続きをお願いします。 その際、通信欄に野外コンサートの協賛と ご記入下さい(画面例)。
あわせて、「花山天文台野外コンサートに協賛いただける方へ」に 必要事項をご記入のうえ、E-mail添付もしくはFAX(075-753-4280)にて、お送り下さい。

以下の広告掲載して頂ける方へを参照の上、 9月28日(金)までに、原稿をお送り下さい。

広告掲載して頂ける方へ