野外コンサート 協賛のお願い
花山天文台は1929年の創設以来、太陽系や太陽観測で世界的な成果を生み出すだけでなく、「アマチュア天文学の聖地」として天文学の教育普及に関しても重要な役割を果たしてきました。
屈折望遠鏡では日本で3番目に大きな45cm望遠鏡や、太陽分光望遠鏡としては日本で2番目に大きな70cmシーロスタット鏡などの歴史的望遠鏡が今でも観測実習や天体観望会で大活躍しています。
しかしながら、近年は建物や望遠鏡の老朽化が進み、昨今の国立大学の予算削減もあり、存続の危機を迎えておりました。
そういう状況のとき、一昨年、花山天文台は京都市の「市民が残したい“京都を彩る建物や庭園”」として選定されました(選定番号 第2−018号)。これは花山天文台にとっては大いなる励みとなり、このことを感謝・記念し、世界的な音楽家の喜多郎さんをお招きした花山天文台野外コンサートを開催しました。昨年も、喜多郎さんのご好意により、花山天文台の存続を応援することを目的とした第2回天文台野外コンサートが開催されました。昨年、一昨年ともに天気にも恵まれ、素晴らしい野外コンサートとなりました。
そして、今年もまた10月24日に、喜多郎さん御夫妻にお越しいただき、第3回花山天文台野外コンサートを開催することになりました。
コンサート開催のためには、開催のための予算(音響機材や会場設営のための最低限の予算)が必要です。
ぜひ、協賛(一口30,000円)のご支援を賜れば幸いです。
協賛していただいた企業様は野外コンサート当日に代表の方をご招待し(同伴者含め2名まで)、また、コンサートのパンフレットに広告(昨年のパンフレットと広告)を掲載させていただく予定です。さらにはご希望に応じて、天文台の建物に企業名(個人の場合は個人名)の銘板を掲示したいと思います。
ご協力いただけます場合は、寄附金申込書に必要事項をご記入のうえ、郵送で、お送りいただけますようよろしくお願い申し上げます。
web(天文台基金)からの場合は、通信欄に野外コンサートの協賛と
ご記入下さい。(画面例)
さらに広告原稿も別紙を参照の上、お送りいただければ幸いです。
花山天文台は、今後とも市民の皆様に開かれた天文台として、観望会、見学会、野外コンサートなどが開催できるよう、引き続き努力してまいりますので、今後とも、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
2015年8月 附属天文台 台長 柴田一成
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