MORITA, Yukio 森田 行雄 (Mo) 廿日市 Hatsuka-ichi, Hiroshima, Japan 70 CCD Images (9, 11, 12, 13, 16, 17, 19, 24, 25, 26, 28, 29 April; 1, 4, 5, 10, 15, 17, 22, 24, 25, 31 May; 7, 12, 13, 14, 17, 29, June; 3, 6, 19, 20, 21 July 1997) f/50× 25cm speculum Mutoh CU-0412Apr(103゜Ls)ω=290゜Wにはヘッラスが南中しており、R光でも相當明るい。B光はR光の遮蔽が効いていないことは普遍的な問題であるので、以後断らないが、ヘッラスがR光よりは強く出ていることは確かである。R光の畫像處理は前回同様Photoshopでのアンシャープマスク法であるが、これだけの原畫であれば比嘉保信氏のような畫像處理をすれば相當にディテールが出るものと思われる。
4May(113゜Ls)ω=096゜W、107゜W:マレ・アキダリウムが出て來る。Rでテムペが稍明るい。然し、肝腎の朝方はサッパリ分からない。
5May(114゜Ls)ω=073゜W:暗色模様は好く出ている。特にマレオティス・ラクス。北極冠も明確。この日はω=097゜W迄だが、矢張り朝方が分からない。
17May(119゜Ls)ω=321゜Wになって再びヘッラス。明るい。
22May(122゜Ls)ω=293゜W、302゜Wには南中、Gで出ているが矢張りRが漏れる。
24May(123゜Ls)ω=247゜Wは重要な場面だが、キリッとしない。
25May(123゜Ls)ω=236゜Wもシーイングの割にゴーストが多い。エリュシウムは明るいようだ。 25Mayω=266゜Wは敢闘賞。 31May(126゜Ls):ケブレニアが明るい(シーイング好い)。
7June(129゜Ls)ω=115゜WでテムペがRで明るい(福井でもクリーム色に明るいことを觀測)。
12June(132゜Ls)ω=098゜Wでも然り。
29June(140゜Ls)ω=263゜Wは良像。
七月にはいると大きな模様しか冩らないが、最後の21July(151゜Ls)ω=046゜Wは良像と思う。クリュセやデウカリオニスが氣になる。