CMO #403 (25 October 2012) 和文お便りLtE Now

前号の和文LtE

最新のemailが上に來ています。


・・・・・木星928日 2012

発信: 29 September 2012 at 15:09

 

木星画像 J120928

台風後の木星画像です。うすくも、気流とも悪く、仔細は見えていません。

SEBGRS後方の白雲は乱れていますが通常の動きです。


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・Re: CMO #402 uploaded

発信: 26 September 2012 at 12:40

 

南さんへ
賴 武揚より
 南さんも60歳台の終わり頃と思います。私は192312月の生まれだから誰からもたいへんな老人として扱われています。外出すると、ちょっと歩いただけで、腰が痛くなるので、必要があれば同居の50歳台の娘に同行してもらいます。台北市ではタクシー代が安いので、私の娘や息子はは自用車を放棄して、タクシーを利用しています。今から2年前に家内が世を去りました。南さんのご家庭はいかがですか。
 3年前サイ(祭に草かんむり)君が世を去ったときに、串本に住んでおられる天文メンバー(お名前は何でしたかな)が葬式に来られて、ついでに拙宅へ光臨され、そのときは家内が健在なので賑やかに談話していました。ご記憶と思いますが、私は聴力喪失者で、談話は完全に筆談です。しかし私の日本語の発音は今でも完全です。
 火星観測の状況はもうすっかり変わってしまいましたね。長生きしていろいろなことを知ることができて、幸せに思っています。
 南さんのご近況をお知らせください。
 村上さんからは長い時期郵便物を送っていただき、感謝にたえません。しかし一度もお目にかかったことがありません。

 では、これまで。 敬具  20120926日正午すこし前

賴 武揚 (台北、台湾)

 

 

・・・・・CMO/ISMO#402CMO日本語版#402読了

発信: 25 September 2012 at 22:43

 

近内令一です。日本語にて失礼いたします。
CMO#402
、英語版、日本語版ともに読了いたしました。印刷版が届かないのはやや寂しく感じますが、Web版が充実しているので楽しく勉強できます。数日前に村上さんから拙訳巻頭エッセイの仮アップ見せていただいて、そこから辿れたので英語版も即日読んでしまいまして、ISMO11/12 Mars Note(4)非常に興味深く感じました。英語版では後半の画像リストにリンクがないので、自分のOlympus Monsの画像コレクションが接近期ごとにまとめてありますので、それを別ウィンドウで並べて画像を参照しました。日本語版では画像リンクの開閉が迅速で快適に復習できました。海外の勉強家はこの点で苦労されるのではないでしょうか。
  陽の高い、雲霧の少ないオリュムプス山は19698月のマリナ―7号の接近時(λ=200°Lsくらい?)から、山体外縁部に相当する直径約600㎞の“Bright Ring”が特徴的です。“Aureole”は英語圏ではOM山体を取り囲む略菱形の径2000㎞に迫ろうかという溶岩流や地崩れのlobesの集合体の“光背”とカン違いする人がいるかもしれません。OMの光輪の形状やその内側の様子は接近期ごとに、また接近期の内でも微妙に変化するようです。また位相角すなわち照明条件によって、また火星地方時によって千変万化することは南先生のご指摘の通りです。接近期ごとの、陽の高い裸のOMの光輪形状を把握すれば、蔭りによる暗化効果、また衝近傍でのOpposition Effectの影響も加味して、これを逆手に取って当該地域、当該緯度帯の気象学的状況を鋭敏に感知する指標として注目できるのか、ということを今回の南先生のNoteから学びました。画像分析に当たっては、各波長域成分の撮り分けの完備した画像セットが如何に重要かということが身にしみて実感されました。Local Noon直前のIR画像が一発あれば裸の陽の高いOM光輪の形状がほぼ確実に分かることになりますね。これを土台にB光、V光画像と綿密な摺合せをすればかなりのことが読めるということになるのですね。
  2011/2012期の私の火星の眼視観測の大きなテーマの一つは“総合光で火星の色彩を感知する”ことでありました;この経験を積まないと画像を読む力も付かないと痛感したからです。オリュムプス山の見え方についても、南先生が今号のNoteで明確に述べられたのとは雲泥の差がありますが、漠然と同様の事を意識してOMの見え方に注目いたしておりました。しかし現実は厳しく、同火山の諸景観を繰り返し明瞭に心行くまで楽しむことはできませんでした。しかしながら、誰が言ったか“Boring Side”の眺めは私には実にデリケートで美しく、玄妙な味わいに感じられました(スケッチに再現することは困難でしたが);これが1971年期、1973年期の観測と比べて一番大きな進歩なのかなとも感じます。暗色系のアルベドー模様の基本形態の把握も気象状態チェックの重要な指標になると心得て注目しまして、こちらは一定の経験が得られたように思えます;あとで役に立つでしょうか。
  まあ気合が足りなくてスケッチ枚数も伸びず、今期の観測は皆様のご期待に沿えませんでしたが、考えながら覗く、覗きながら考えるという方向を保って来期以降もやって行きたいと考えておりますので、どうぞ今後とも宜しくご指導のほどお願い申し上げます。
  かなり涼しくなってきましたので皆様お体をどうぞ大切になさってください。
近内令一 (石川町、福島)

 

・・・・・木星 920日 2012

発信: 21 September 2012 at 14:09

 

木星画像 J120920

今朝のGRS付近の木星です。 NEBn付近は東西の流れる帯状模様と淡いOvalが目立つようになりました。


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星 916日 2012

発信: 18 September 2012 at 13:49

 

木星画像 J120916

ひさびさに気流が良く、子細な木星面が見えています。

メタンバンドでは明るいメタンブライト(NNTB)があります。


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星 915UT 2012

発信: 16 September 2012 at 13:57

 

木星画像 J120915

台風16号が北上し、セブはしばらくぶりで晴れた木星画像です。

BAGRSの北、本体の中心を経過しています。

NEBに見える明るい白雲(プリューム) は対流にちぎられ、東西に伸びています。


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星 96, 8日 2012

発信: 10 September 2012 at 13:23

 

木星画像 J120906  J120908



阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星画像 91日 2012

発信: 02 September 2012 at 22:12

 

木星画像 J120901

雲が多く、透明度が落ちて、カラー色合いが調整できない。

この経度のSTBは復活し、濃い。  GRS後方のSEBは白雲は複雑ではあるが通常の模様。

EBはやや暗い。 NEBは中央から南側が小さな白雲が連鎖し、複雑。


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星画像 829日 2012

発信: 01 September 2012 at 11:17

 

木星 J120829

やっと、気流が良くなり、NEB付近が内部を詳細に見えます。NEBsは複雑な模様があり、プリュームが数個見える。NEBnには淡いOval(II=150位)がある。

BAと暗斑は接近はしているがその後変化はないようです。  GRSが小さく、見えます。

 2054UV画像のNEBの縦状の白い模様はゴーストでないようですが、何でしょうか?

 


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 


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