CMO #402 (25 September 2012)用 和文お便りLtE Now
最新のemailが上に來ています。
●・・・・・木星画像 8月29日 2012年
発信:
01 September 2012 at 11:17
木星 J120829
やっと、気流が良くなり、NEB付近が内部を詳細に見えます。NEBsは複雑な模様があり、プリュームが数個見える。NEBnには淡いOval(II=150位)がある。
BAと暗斑は接近はしているがその後変化はないようです。 GRSが小さく、見えます。
20:54のUV画像のNEBの縦状の白い模様はゴーストでないようですが、何でしょうか?
阿久津富夫
(セブ、フィリッピン)
●・・・・・木星画像 8月21日, 24日 2012年
発信:
26 August 2012 at 01:23
木星画像 J120821-1.J120824-1
阿久津富夫
(セブ、フィリッピン)
●・・・・・木星画像 8月20日 2012年
発信:
21 August 2012 at 23:06
木星画像 J120820
BAと直後に暗斑が迫っています。今後、どうなるのか?注目しましょう。
NEBsに見られる多くのたなびく白雲が暗いベルトの上にあると画像から見ています。
阿久津富夫
(セブ、フィリッピン)
●・・・・・射場保昭氏について
発信:
20 August 2012 at 16:23
南 政次
先生、
京大地球物理OBの竹本と申します。突然のメイルをお許しください。
私は、いま、「明月記」の超新星を含む客星出現の記録を英文で報告した射場保昭氏(1894-1957)の経歴を調べておりましたが、1930年代にアマチュア天文家として、Popular
Astronomy誌や,天文月報に多くの報告を寄せるなど、顕著な業績を残した彼の戦後の足取りが全くわからず、諦めかけておりました。ところが、今年5月になって、射場保昭氏の御二男の射場満家氏(1935年生まれ)がご健在で奈良市にお住まいであることが判明し、満家氏のお手元に残されている数少ない資料から、射場保昭氏の足跡を辿っております。それでかなりの空白が埋まりましたが、日本で肥料輸入商の先駆けだった鈴鹿商店の嫡男であった射場(旧姓鈴鹿)保昭氏がどういう動機で天文学に関与することになったかがわかりません。1935年生れの射場満家氏も、このあたりの事情はまったくわからない、とのことです。
1つの可能性は、「日本アマチュア天文史」に下記の記述があります。
『京大の中村要氏が1924年に神戸在住のイギリス人・スコフィールド(R.A.Schofield)と知り合ったことは大きな励みになった。スコフィールド氏は商用で神戸に滞在した人で、神戸市中山手通に邸宅を持ち、アーヴィング社の6インチ半とカルバー作8インチ半の反射鏡を屋上の観測小屋に備えて太陽や惑星の観測を行っていた。日本語をよく話し、「安東リチヤ」という日本名((Richard
Andrews.Schofield)をもじったもの)も使っていた。』
これに関しては、南先生が2009年のパリのIWCMO
Conferenceでも報告されておられますが、このSchofield氏が中村要氏だけでなく、射場保昭氏にも影響を及ぼした可能性は考えられないでしょうか。R.
A. Schofield氏の職業等、もう少し詳しい情報をご存知でしたらお教えいただければ幸いです。
もう1つの可能性は、野尻抱影氏が1933年発行の星座神話(研究社)で射場保昭氏撮影の写真を使っておられますので、1920年代に射場保昭氏が野尻抱影氏と知り合い、天文に興味をもったということは考えられないで
しょうか?
ご多忙中恐縮ですが、射場保昭氏の足跡について何かご存知でしたらご教示いただければ幸甚に存じます。
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竹本修三
〒610-0121 京都府城陽市寺田深谷8-104
Tel/Fax:
0774-53-6927
E-mail: takemoto@dance.plala.or.jp
URL:http://www10.plala.or.jp/GEOD/take/
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●・・・・・Mo 16 Aug_12
発信:
19 August 2012 at 22:00
16日の画像をお送りします。Seeingが悪くなかなか処理できる画像を得る事がむつかしくなってきました。この日もぼやぼやですが、何とか見られる像になったので送ることにしました。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120816/Mo16Aug12.jpg
今日も期待していたのですが、雲が動かず残念でした。休みに入って夕方晴れればもう暫くは撮れそうです。
南 政次 様
(19 八 email 2012)
●・・・・・木星画像 8月16,17日2012年
発信:
18 August 2012 at 17:30
木星画像です。 J120816.J120817
気流が安定していませんが、GRS前方の様子です。17日の画像、NEBnの中央付近に白斑があります。
阿久津富夫
(セブ、フィリッピン)
●・・・・・Mo 17 25 July_12
発信:
12 August 2012 at 02:36
やっと休みに入りました。少しは余裕を持って処理できそうです。17、25日分です。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120717/Mo17July12.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120725/Mo25July12.jpg
8月に入ってからも撮ってはいますが、Seeingが悪く、ぼやぼやの像しかありません。早い時間に撮れたら報告します。あすは新潟に向かいます。14日には宜しくお願いします。
南 政次様
(11 八 email
2012)
森田 行雄 (廿日市、広島)
●・・・・・Opening essay!?
発信:9
August 2012 at 23:33
南 政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。
早速のご返信有難うございます。an
appeal for donationsの再開をお待ちします。授業料を納めずにご指導いただくのは心苦しいものがあります。
立体視による木星の帯流の検出の英文LtEですが、オープニングエッセイにとは考えもしませんでした。木星だけではCMOにはout
of placeと思いますが、“Application
of the Stereoscopic Inspection for Martian Images”の内容を加えれば何とかなるでしょうか。CMOのGalleryで面白いステレオペアになる画像をいくつか見た記憶がありますので再チェックしてみましょう。 また宜しくお願いいたします。
PS:
私のコレクションにあったWFl氏の18Oct2005の画像による裸眼立体視ペア(平行法用)を添付いたします。これを両眼視すると、もし変化したところがあればその部分に強い違和感を感じるのですが(stereoscopic
hyperacuityで詳細の変化については神経生理学的に桁違いに鋭敏になるので)、例のダストの部分には何も感じられないので、少なくともこの解像度の限りでは初期のダストに25分間で何の外形的な変化も認められないことが定性的ですが瞬時に見分けられるわけです。これをWinJuposなどで二片の時間的に離れた画像の見掛けの経度を揃えておいて、Photoshopなどの画像処理ソフトでディジタルに減算処理すればある程度定量的に“どのくらい変化していないか”について発言する材料になるでしょう(完全に変化していなければ画像がスカッと真っ黒に消える)。 火星像上の時間を置いた微細な変化:こちらを向いた半日間での初期のダストの変化(の無さ)、アルベドー模様の接近期内での形状や濃度のデリケートな変化、同様についての経年変化、等々をいち早く手軽に検出するのに効果を発揮するかもしれません。
興味本位では影のない衝時のオリュムプス山のアルベドー濃淡だけでその出っ張りを両眼立体視できるような画像ペアがないか、DPcやDPkやWFlを当たってみようと思います。
失礼いたします。
近内令一
(石川町、福島)
●・・・・・お見舞い御礼
発信:8
August 2012 at 16:16
南 政次先生、近内令一です、日本語にて失礼いたします。
先日は暖かいお言葉でお見舞いいただきまして大変元気が湧きました。有難うございました。現在世界中で、特にアメリカの国立ガン研究センターでは国運をかけて最高の頭脳が治療法の研究に取り組んでいますので(分子生物学者が余暇に書いた宇宙論の論文がノーベル賞候補になったとか…)その成果に期待しております。12月に長女の結婚式が予定されておりまして、それには揃って出席できると思っております。
火星の地平高度は夕方20~30°と低いのですが、シーイングが好いのでまだまだ模様は見えます。南西の山が邪魔になるまで今月一杯は追跡します。スケッチがまた溜まっているのですがまたしてもスキャナー不調で、治り次第ご報告いたします。
お送りした本はすでに読んでおられたとのことで大変失礼いたしました。森田行雄先生にお渡しいただけるとのことで、森田先生には宜しくお伝えください。この本は惑星テクトニクスと惑星生物学がメインなので眼は瞑りましたが、間違いの多さは抱腹絶倒モノで、間違い探しマニアの私としてはその点でも楽しめました。細かいのも含めると百か所以上間違いがあるでしょう。前半のSFで火星到着が2030年12月20日に設定されていて、λは暗算で75゜Lsくらいですからその季節に着陸地点のカンドールカズマで3日間も砂嵐が吹き荒れるわけねーだろ。とか、説明も図もイシディスクレーターとウートピア凹地を取り違えてる。とか、エリュシウム台地とタルシス台地は経度で90゜しか離れてないのに真裏どうしと書いたり…キリがありません。まあ本筋で面白いのでいいかというところです。
今のところ家を長く空けられませんが、落ち着きましたら私もぜひ南先生のご尊顔を拝し奉りたく、福井に参上いたしたく存じます。阿久津君に道を聞きますが、車で5~6時間で着けるかと考えております。その折はどうぞ宜しくお願いいたします。
阿久津君で思い出しましたが、昨年12月に彼が12分間隔で撮った木星の見事なLRGB画像二片を並べて裸眼立体視していて、隣在する帯流の速度差が立体距離感の差として検出できることに気付いて書きかけたSolar&Planetary
LtEがありましたので、仕上げてここにWord文書にて添付いたしますので宜しくお願い申し上げます。
南先生のご病気は一進一退を繰り返しながらもコントロール可能な性質のものということです。ぜひ気長に養生、ご自愛いただきますよう重ねてお願い申し上げます。奥様にも宜しくお伝えください。
失礼いたします。
近内令一
(石川町、福島)
●・・・・・木星画像 8月4日2012
発信:5
August 2012 at 20:15
セブは8月は例年、台風発生の時期でほとんど晴れず、惑星が見られません。珍しく晴れ間から木星が短時間、見えました。気流が悪く、仔細は見えていません。
この経度の木星面ではNEBは割りと落ちついてきた様子です。NTBsがオレンジ色が特徴です。NEBs-EZからのFestoonは周りの輝度が落ちたのか?後方にたなびく形が見えています。
SEBsからSTrZには黒い暗体が見えています。STrZの細いsteakはSTropBと言う名称ですね。
阿久津富夫
(セブ、フィリッピン)