Forthcoming 13/14 Mars (8)
経緯度図と視直径 II. 衝後
西田 昭徳
CMO/ISMO #420 (
CMO/ISMO
#414の衝前の図に続いて、 2014年4月から10月までの期間を、10度毎の経緯度図によって廿日毎に示す(00:00
GMT)。赤道は太くしてある。位相角による欠け具合も示してあり、北極冠は最初の図だけに最終状態の大きさの予想を示した。今回の接近では北半球が最終段階まで、こちらを向いている事がわかる。
正午の線(n線)は点線で示してある。もう一方の点線との交叉点が、太陽が天頂に見えるところである。記号は『火星通信』の暦に使われているものである。λが季節、φが中央緯度、δが視直径、ιが位相角である。p は運転時計を止めたときに火星の動く方向で、暦のΠ によって知ることができる。