CMO#107には海外からの追加報告が、OAA Mars Section に紹介されている。フランスからのものは、A DOLLUFUS氏のお便りに同封されていたDaniel CRUSSAIRE氏撮影の黄雲写真(6 Nov 1990)。イギリスからは、A W HEATH氏から送られてきた Dec 1990のスケッチ二枚と観測概要、濃度測定。アメリカからは、R W SCHMUDE Jr (New Mexico), F J MELILLO (New York), D M TROIANI(Illinois)の各氏から観測報告があり、それぞれに概況が述べられている。
LtEには、Roy CERRETA(Italy), Frank J MELILLO, Alan W HEATHの各氏から寄せられた来信が掲載されている。画像としてRoy CERRETA氏から送られてきた1988年のスケッチと使用した望遠鏡(39cm Cooke Refra/ Osservatorio Collurania, Teramo)の写真が紹介されていて、此の望遠鏡はその昔1896/97年にV CERULLIが使った物とのことである。HEATH氏はCMO#096に掲載された伊舎堂氏の土星白斑発見由来記が気に入られたとのこと・・。MELILLO氏のお便りはMay/June 1991の観測概況であった。
編集部からは、「炎暑中お見舞い申し上げます」と御挨拶があった。今年に匹敵する厳しい暑さだったようである。