研究会「多波長研究のための観測データの使い方・見方」

★ 発表ファイル公開!(2020 Dec. 14)

発表者の講演資料を公開いたしました。多波長データを用いて研究をされる方に有益となればと考えております。是非ご活用ください。

★ 趣旨
 多波長データを使った研究を検討している方を主な対象として、研究会を開催します。
以下の通り、ガンマ線・X線・可視光・赤外線・電波の整約済データの測定方法について
の招待講演を企画しております。講師の方にはデータへのアクセス方法や、測定の方法、
カタログの見方や信頼性、必要な情報の抽出方法などを講演いただき、さらにデータの測
り方を実演していただく予定です。また、多波長観測データを用いた研究に取り組んでい
る方、これから取り組もうとされている方から一般講演を募集します。講演される方の経
験や工夫された点・問題点の共有を図り、多くの方が円滑に多波長研究を進められるよう
議論を行います。


★ 日時: 2020年11月24日(火) – 11月25日(水)
★ 場所:Zoom開催


★ タイムテーブル(★=招待講演)
11/24(火)
座長:山中
13:00-13:05 山中雅之  (京都大学)     はじめに
13:05-14:05 志達めぐみ★(愛媛大学)     X線観測とデータ取得の方法
14:05-14:25 中平聡志  (宇宙科学研究所)  DARTSを使った多波長データ解析
14:25-14:45 水本岬希  (京都大学)     活動銀河核アウトフローの多波長観測による比較
14:45-15:00 休憩
座長:田中
15:00-16:00 小久保充★ (東北大学)     Pan-STARRS等の可視光広域撮像サーベイデータの使い方・見方
16:00-17:00 左近樹★  (東京大学)     赤外測光観測データとスペクトルエネルギー分布の理解

11/25(水)
座長:笹田
13:00-14:00 新沼浩太郎★(山口大学)     電波帯のアーカイブデータの扱い方(VLA - FIRSTの例)
14:00-14:20 永井洋   (国立天文台)    ALMAサイエンスアーカイブの使い方と利用促進
14:20-14:40 赤堀卓也  (国立天文台)    MONSTER計画
14:40-15:00 休憩
座長:志達
15:00-16:00 大野雅功★ (Eotvos University) Gamma-ray observation by Fermi and Future prospects
16:00-16:20 磯貝桂介  (京都大学)     SwiftとZTF archive dataによる多波長モニター観測
16:20-16:40 山中雅之  (京都大学)     OISTERを有効活用した多波長連携研究事例の紹介
16:40-16:50 議論(もしあれば)&クロージング

SOC:山中雅之(京都大学)、大野雅功(Eötvös Loránd University/広島大学)、
笹田真人(広島大学)、志達めぐみ(愛媛大学)、田中雅臣(東北大学)、
新沼浩太郎(山口大学)