○ 開発報告レポートその3  (メールによるテキスト文書のみ)

Date: Mon, 27 Aug 2007 22:55:46 +0900 (JST)


  皆様

   磯貝です。

  高速分光システム開発レポートその3を送ります。
  今回は添付PDFなどはなく、このメールがレポートそのものです。
  詳細は、これまでのレポートの内容と合わせて改めて来週の打ち合わせの際に
  お話しします。

# 前回のレポートから随分時間が経ってしまいました。

  現在、両分散素子(超低分散用プリズム、低分散用グリズム)の見積り書が
  出来るのを待っている状態です。


  ・超低分散用プリズム: 
      2つの素材の組合せで3社に見積りを依頼、2社から回答。
      見積り回答が送られてくるまでにほぼ1ヶ月かかった。
   
      2社で見積り価格に差がありすぎるため、現在、高い価格を提示したメーカー
      の方に再見積りを依頼。
      
        現在:業者の見積り待ち。

   
   ※ もう一つの選択肢: ニオブ酸リチウムを用いたウォラストンプリズム
           <= 分散をあげると常光・異常光の分離角も大きくなる。
              R(λ=600nm)=20を実現しようとすると、スペクトルがCCDから
              はみでてしまう。
           <= 今のCCDカメラにおいては現実的な選択肢ではない。



  ・低分散用グリズム: 
      透過型回折格子を購入しようとしたメーカーが、グリズム製作も行っている
      ことを知る。
      同じ業者に製作してもらったほうが、回折格子の購入とグリズム製作を
      別の御者に依頼するより良いモノが出来るので、グリズム製作で改めて
      見積りを依頼。
       
      現在:業者の見積り待ち。