From
Hiroshi ISHADOH
●・・・・・・『火星通信』253号は昨日火曜日に拝受しております。
リストの名前の件ですが、ご指摘を受けて気付いたくらいで私としては全く気にしていませんのでご心配は無用です。
こちらは平年と比べ暖かくそれに天気の悪化もなく、シーイングは概ね良好です。今の時期ですと、すでにミーニシ(北風)が吹き始めているのですが、今年はまだ本格的でないことが安定している要因です。そのためか小さくなった火星も比較的良く捉えられます。
ただ時間帯が早いため、せいぜい一、二枚程度しかスケッチしておりません。
曇り空が続いた後の3日に見た火星は、ソリス・ラクスからマレ・シレヌムあたりにかけて今まで見たことのない暗帯が続いており、暗色模様はいまだ安定せずの印象を持ちました。南極冠は小さくも、くっきりと明るく見えています。
Graftonさんの画像は確かにすごいと思います。またC14も良好な機器にあたったのではないでしょうか。沖縄でも条件的には可能だと思いますが、木星などもまるでハッブルで撮影されたようなイメージを持ちました。
火星は益々小さくなる一方ですが、黄雲の変化を追跡できればと思います。
(6十二2001 email)
○・・・・・・・・遅れましたが、先日S&Tのコピーも届いており、有難うございました。
比嘉さんと会う予定が来月ですので、郵送で送るつもりです。
火星は十二月前半からの天気の悪化もあり、多くは見ておりません。特に二三日まえから曇天となり、沖縄も少しは冬らしくなってきました。
4日以降観測は行っていませんが、ccd像ではかなり暗色模様がでているようですね。眼視ではこの時期シーイングがかなりよくないと確認は難しいかもしれません。
獅子座流星群は、当日自宅屋上で眺めていましたが、曇ってきましたので車で三十分ほどの海沿いへ出かけ、眼視のみで観望し、残念ながら写真撮影は行っておりません。空はそれほど暗くはなかったのですが、それでも一分間に約20ないし30個ほどの明るい流星を数えることができました。
こちらも朝方は15℃程度まで下がるようになりましたが、天気予報では福井地方は雪模様のようですね。お体にお気をつけ頂きたいと思います。
(16十二2001 email)
○・・・・・・・・前略 連絡が遅くなり申し訳ありませんが、十二月前半までのスケッチは16日(日)午後に送付致しました。
こちらは15日以降曇り気味で、今日18日は一日中雨模様でした。テレビの天気予報に拠りますと、本土ではかなり冷え込んでいるようですが、沖縄は今のところ暖冬ぎみのようです。
前のe-mailで火星は4日までとお知らせしましたが、9日の間違いでした。申し訳ありません。ここ一週間以上観測は中断していますが、シヌス・メリディアニは明瞭に眼視で見えているのでしょうか。天気は荒れ気味ですのでここ数日観測は無理なようです。
(19十二2001 email)
伊舎堂
弘 (Hiroshi ISHADOH 那覇 Okinawa)
ishadoh@m1.cosmos.ne.jp