From
Yukio MORITA
●・・・・・・・メール有り難うございました。こちらはシンクロナスモーターの不調で今だに観測できず,今、分解してミカゲ光器に送ろうと思っています。
さて、頂いたメールですが、自分の場合はIRは0.1秒,Rは0.2秒,Gで0.5秒,Bで3秒と決めて撮っています。これは黄雲が出た時もその前も同じです。ただ、日によって透明度の良い時と悪い時とで秒数は微妙に変わってきます。それは画面の中の火星像を見ながら適当に、最も明るい部分がトンでしまわないようにする程度です。0.1秒以下でも撮像できますが、像の変形が激しいためにどうもためらってしまいます。
CCDの場合、処理の仕方で随分と濃度の変化はありますし、コントラストの強い像と弱い像では全くちがったイメージになるかも知れません。しかし、いくら処理しても出ないものはでませんが、今は見えないという確証になるのではないでしょうか。Seeingも問題で少しでも悪いと極端に模様は出なくなってしまいます。
眼視とビデオカメラとCCDと三者合わせて総合的に判断するしかないのではないでしょうか。
エリュシウムがCCDで出ないのはどうしてなのかはよく分かりませんが、黄砂の堆積で明るさが落ちているのではないのでしょうか。
以上、あまりはっきりとはしませんがお返事致します。
(29九2001 email)
○・・・・・・ #251拝受しました。有り難うございました。私の望遠鏡はウォームギアが動かなくなり、最初は取り付けてあるネジが原因と考え入手に一週間かかりだめで、ミカゲ光器に出したところ倒産しており、次に長野のコスモスに出したところ、軸が曲がっているので新しく作り直さなければいけないとの事で、現在直るのを待っている段階です。もう少しで復帰できると思います。今日もこちらは晴で恨めしく火星が輝いています。
PS: 2, 3, 4 Julyの全ての像を処理しましたのでお送りします。
又、オリュンポス・モンスの濃度はどのようにしたらよいのでしょうか?一応この間お送りした,ω=144゚Wあたりの像は処理してFit変換してあるのですが、あと、どのようにすれば良いのか良く分かりません。
像の比較では黄雲の発生前が光量が5100〜12000に対し発生後では15000〜35000に変化しています(16bit)。
(14十2001 email)
森田
行雄 (Yukio MORITA 廿日市
Hiroshima)
yiz07323@nifty.ne.jp