リーダーの交代という点ではALPOやBAAでは、出来る人が出来る期間だけやるということで、比較的スムーズに行われていると思います。(どこと「比較的」かは差し障りがありますので言いませんが、ご推察の通りです。)リーダー一人一人、能力も熱意も事情も大きく異なりますから、その時のリーダーによって結果に大きな凸凹を生じますが、何もしない大先生が居座るよりはましです。理想を言えば、BAA木星課長をT.E.R.Phillipsがしていた時のように、「本当の大先生」が長期に担当できればベストでしょうけど。
ALPOではリーダーの交代が比較的スムーズに行われているように言いましたが、T氏のケースは、W氏が言われる通りだとすると、やめてもらいたい人が居座っているケースでしょうか。
Capen氏はプロの惑星研究者として仕事をしながら、ALPO火星課を本当に献身的に世話し、指導されたと思います。早くお亡くなりになったのは非常に残念でした。・・・・Capen氏の論文は他にもいくつもIcarusに出ていたかと思います。
Icarusは数年間購読しましたが、ページ数が増えると共に、ぐんぐん値段が上がりましたので、安月給ではついていけず、やめました。その後、広大天文学研究室で時々見せて貰っていました。・ ・ ・ ・
話は変わりますが、フランス天文学会会誌の1900年だったか1901年だったからか1941年の途中までだったかと思いますが、製本した状態で岐阜天文台に揃っています。村上忠敬先生がお亡くなりになった際、奥様から戴いたもので、元々は忠敬先生のお父上の春太郎先生の蔵書です。はじめ広島市こども文化科学館に置いていたのですが、長谷川一郎先生のご命令で岐阜天文台に移しました。火星観測もたくさん出ています。
ほぼ全国的に梅雨に入ったようです。何卒お大事に!