IWASAKI #205

Letters to the Editor


from Tohru IWASAKI in CMO #205

●・・・・・・こちらではようやく秋らしくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 さて、懸案の望遠鏡の件、12.5cmフローライトが約十一年ぶりに我が家に帰ってきました。各部をチェックしましたところ、駆動系は問題なし。光学系はレンズの後玉、つまりフローライト面に直径3mmほどのカビが一箇所付いています。素人には手の出せない部分ですので、除去を頼むとすればメーカー送りになるでしょう。とりあえず見え味にはほとんど影響はないと思われますので、一シーズンは騙し騙し使ってもらって、その後清掃に出すのがよいかもしれません。家の中で場所をとって困るので、早く誰かに送ってしまいたいところですが、柴田がモータードライブの電池ボックスと、工具一式、そして取扱説明書を忘れたので、この三点の到着待ちです。揃ったところで誰に送ればいいのでしょうか? ご指示下さい。
 しかしこの望遠鏡、かなり手強いですよ。もし観測の度にセッティングしなければいけないとすれば、相当な根性持ちでないと継続観測は難しいのではないでしょうか。私はやっていましたけれど。

 話は音響装置に移りますが、十年選手のカウンターポイントのアンプをとうとう買い換えました。今度は国産機で、ウエストミンスターを鳴らすのには充分の重厚長大な製品です。トランジスターなので、真空管アンプと比べると高弦の音色の色数に不足しますが、安定感とコクのある鳴りっぷりはさすが国産のトップレベルです。また十年ぐらい使い続けるでしょうなぁ。

 それでは今回は取り急ぎ望遠鏡についてのご報告まで。

(6十1998)

岩 崎 徹 (T IWASAKI 北九州 Kitakyushu)