ISHADOU #234

Letters to the Editor


from Hiroshi ISHADOH in CMO #234

●・・・・・・ようやくサミットも終わり平常に戻っています。祭りの後の何とかで、今朝の新聞を見てもサミット関係は少なく、熱気も冷めてしまったようです。サミット期間中は暑く、沖縄を訪れた外国の方には気の毒でした。特に警備で全国から訪れた警官にとって、あの暑い日差しのなかでの数週間にわたる、ただほとんど立ちっぱなしの検問はつらい事だったと思います。警備に費やした予算も桁違いで、外国から批判の対象にもなっています。
 森首相は目だった舌禍もなく、合格点をもらったようですが、議長国としての存在感は薄かったようです。基地縮小に関してもクリントンに積極的(当然ですが)に話すでもなく、微々たる思いやり予算の削減など相変わらず米国の言いなりの政府と言ったところでしょうか。
 沖縄はこれからサミットと言うアメを貰ったあと、普天間基地移設というムチでまたいろいろ議論が起きると思います。移設予定地の辺野古(へのこ)の海はまだ自然が残っているきれいな海です。サミット会場付近の海は見た目はややきれいですが、海の中はほとんど死滅しているといっても過言ではありません。土建屋政治でいつまで自然を破壊し続けるつもりでしょうか。もし実際に基地が辺野古に移転されることがあれば、恐らくその時点で沖縄の将来は無いといってもいいでしょう。それは貴重な北部の山や海の破壊につながるからです。
 南さんが言われていた沖縄市市長は、最近サミット直前に起こった米兵による就寝中の中学生への暴行未遂事件についても、「些細なこと」と言ったニュアンスの失言で話題になっており、実に情けなく思います。沖縄でも金権主義がはびこってきており、この先日本はどうなるのでしょうか。
 先日の月食は屋上からぼんやりと眺めただけでした。雲の発生で少し邪魔されましたが、久しぶりに暗い月食を見た感じがしました。31cmは鏡をまだセットしていませんので使用できません。
 ファイルの送付有難うございます。すでに木星は始まっているのですね。鏡のセットが終わり、木星が観望できれば色の見え具合などご連絡したいと思います。
(27七2000 email)

●・・・・・・現在台風8号が沖縄に接近中ですが、台風は停滞しており再接近の予定がかなりズレております。
 連絡が遅くなり申し訳ありません。実はコンピューターへの入力がまた出来なくなっています。emailの返信を送る予定でしたが、途中何度もフリーズし入力不可の状態になっています。また、電話機も修理中でしたのでFAXも送れず遅くなった次第です。しばらく御迷惑をおかけしますが、emailの受信は可能です。

(7八2000)

伊舎堂 弘 (Hiroshi ISHADOH 那覇 Okinawa)   :   ishadoh@m1.cosmos.ne.jp : FAX 81-098-885-1263