○・・・・・・物理表拝受いたしました。こちらはほとんど曇天で、今日も昼間は晴れていましたが、残念ながら途中から曇り、見ることは出来ませんでした。これから先も天気がどう変わるのかわかりませんが、残りわずかな期間の回復を期待したいと思います。
○・・・・・・今回はわずか二枚ですがご連絡致します。一月は19、28Janのみでωは、それぞれ217゚W、134゚Wです。前者では南極冠は明瞭で、マレ・キムメリウム、マレ・テュッレヌムの暗色模様もみえています。後者はシーイングが悪く、南極冠は認められるもののマレ・シレヌムは明確に確認は出来ませんでした。
二月は全くだめで、夜は殆ど曇天が続いている状態です。これは平年並みの天気で後半も難しいかもしれません。こちらも寒くなっていますが、福井は大雪でしょうか。
○・・・・・・こちらでは先日、春一番と思えるような暖かい南風が吹き込みましたが、その後少し寒い日(と言いましても14゚C前後ですが)が続いています。天気は相変わらずで、二月いっぱい回復する見込みがない雰囲気です。それほど雨は多くありませんが、プロ野球六球団がキャンプしているのに晴れた日は少なく、なんだか申し訳ないような気もします。
このような状況でわずかですがご報告致します。二月はまだ一度も火星を見ていませんので、晴れれば三月前半まで観望は続ける予定です。昨年のこの時期も観測日は少なく、諦めざるを得ません。
現在使用している31cm望遠鏡は十年ほど前、近内さん(旧姓堀口さん)から譲っていただいたものですが、これまでほとんどカバーだけの野ざらしの状態で使用していました。しかしメッキが意外と丈夫で、まだ使用には耐えると思われますが反射率が低下しており、次回までには再メッキをする予定です。メッキが新しいころは木星のフェストーンの青みがかなり強かったのですが、最近ではその青みでさえほとんど感じることは出来ません。火星のシュルティス・マイヨルの浅葱色や赤道帯雲検出にも影響がでていたかと思います。次回は再メッキによる性能のアップを期待したいと思います。
これで今期最後の報告とさせていただきますが、また来期も宜しくお願い申し上げます。