ISHADOU #227

Letters to the Editor


from Hiroshi ISHADOH in CMO #227

●・・・・・『火星通信』226号は29日夕方近く拝受致しました。
 村上氏の関東地方は晴れ間が多いようですが、こちらは下旬以降、昼間は晴れるものの肝心の夕方になると雲に覆われる日が続き観測は全く捗りません。ただ23日に雲間から参考程度に一枚スケッチしたのみですが、シーイングは最悪でも午後端にソリス・ラクスを何とか認めることができました。
 年末は寒気が緩み暖かな日が続いており、(今現在の気温は22度とラジオから流れてきました。)きょうも晴れていますが、今年最後の火星が見れるかどうか、後は天気次第でどうなるかわかりません。
 今年も残りあとわずかとなりましたが、いろいろお世話になり有難うございました。来年もご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申しあげます。
(31十二1999 email)

●・・・・Ns氏の物理表は無事届いています。晦日から昨日4日までこちらは晴れ間が続きましたが、きょう5日からくずれ始めました。4日は風もなく快晴に近い状態でしたが、シーイングが悪く観測には至りませんでした。2日はω=023゚W(9:30GMT)、3日はω=028゚W(10:30GMT)で南極冠はくっきりと明るく捉えられました。時間的にやや遅いので、シュルティス・マイヨル付近は見ることは出来ませんが、午後側リムはやや明るいようです。以降注意してみたいと思います。

 PS: 「夜間飛行」につきましては後日調べて解釈できましたらご連絡致します。私は石垣島生まれですが、石垣の方言は聞けても全くしゃべれません。本島の方言も聞くことはできますが、しゃべることはうまく出来ません。比嘉さんは得意だと思います。沖縄の方言は各島々で異なり、とくに先島(石垣、宮古島)あたりはかなり違いお互いほとんど理解できない状態です。沖縄本島でも地域により差があり、このような小さな島でなぜこうなったのか不思議なぐらいです。たぶん昔からの中国や南方との交流により沖縄方言はかなり影響を受けたと思われます。途中に「の」が入らない言葉も多く使われるようです。

(5一2000 email) 

○・・・・・昨日連絡がありました件ですが、・・・シーイング及び透明度が悪く明確に判断出来ずにいます。午後側もかなりの範囲で明るい感じで、火星面全体としてもやや明るさを増したイメージでしたが、・・・以上ご報告申し上げます。

(6一2000 email)

○・・・・十二月後半から一月前半までのスケッチをお送り致します。
 正月三が日は珍しく晴れ、シーイングは十分でありませんでしたが、南極冠は明瞭に確認できました。十日にはシュルティス・マイヨルも濃く捉えられ、この期間大きな変化は無かったように思われます。
 今期は今までの観測の中で、一番多く火星を見る機会を得ることが出来ましたが、最接近時に天候不順のため欠測期間を余儀なくされたことが残念でした。次回の接近は視直径も大きくなりますので40分おきの観測についていけるように、スケッチを簡略する必要があるかもしれません。今期の観測におきましても相変わらず拙い内容でご迷惑をお掛けしましたが、来期は少しでも内容の向上が出来るようにしたいと思います。今回の報告を持ちまして最終報告とさせていただきますが、一月いっぱい観望可能な時は観測する予定です。

 今年は今のところ暖冬のようですが、これから一番寒い季節を迎えます。ご無理をなさらぬようお体にお気をつけ頂きたいと思います。
 また、来期も宜しくお願い申し上げます。

(18一2000)

○・・・・・報告は今日18日午後速達便にて送付致しました。
 十日以降、観測は曇り空のため出来ませんでした。一月いっぱい可能であれば観測を行う予定です。検出は難しいと思いますが、もし変化がありましたら、Emailにてご連絡致します。
 先日の「夜間飛行」の件ですが、インターネットで検索したところTINGARAというグループが歌っていることがわかりましたが、新しく結成されたばかりのようで、また東京向けに作られたグループのようです。ボーカルのTsugumiだけが地元沖縄出身で残り二人は関東出身との紹介がありました。従いまして地元ではほとんど知られていないと思われます。
 歌詞の解釈ですが、対訳はCDとインターネット上のものとはほとんど同じですが、わずかながら違いがあります。これはニュアンスの違いによるもので、すんなりと標準語に訳することが難しいことに因ります。

(18一2000 email)

伊舎堂 弘 (Hiroshi ISHADOH 那覇 Okinawa)   :   ishadoh@m1.cosmos.ne.jp : FAX 81-098-885-1263