ISHADOU #218

Letters to the Editor


from Hiroshi ISHADOH in CMO #218

●・・・・・・・・ 沖縄地方は五月十日に梅雨入の宣言が出ましたが、現在の所曇り空が続いているものの雨は少なくカラ梅雨模様となっております。
 連絡が遅くなりましたが、福井での懇談会ではいろいろお世話になりありがとうございました。今回も奥様と御母堂様には御迷惑をおかけしましたが、お陰様で有意義な時間を過ごすことが出来ました。感謝申し上げます。
 福井市自然史博物館においてのミーティングでは火星面における雲の変化等の説明を拝聴し、日頃意識しないでいる事に対していろいろ勉強になりました。また、以前拝見しました、南さんのスケッチを今回も見せていただきましたが、改めてその凄さにため息が出るばかりでした。度々私のスケッチを『火星通信』に載せていただいていますが、少し恥かしさを感じる次第です。
 福井ではあいにくの天気で十分な火星像を楽しむことは出来ませんでしたが、薄雲を通して見たシュルティス・マイヨルは、フィルター効果もあったかも知れませんが、シャープに見え、20p屈折がかなり良像を結ぶ事を予想させました。
 福井滞在中は、南さんはじめ、中島氏、西田氏にいろいろお世話いただき改めて感謝申し上げます。どうも有難うございました。

(追伸)
 御連絡が遅くなりました事をお詫び申し上げます。実は、福井より沖縄に戻りまして翌日(5日夕方) 、入院していました父が肝臓ガンのため亡くなりまして時間が取れず遅くなった次第です。滿79歳でした。出発前は比較的元気でしたが、容態が急変したようです。その後二三日は晴れていたようですが、火星を追うことは出来ませんでした。その後、梅雨入りし思うようにいきません。
 先日、村上氏よりアポダイジング・スクリーンのコピーが送られてきましたので試してみたいと思います。

(22五1999)

○・・・・・・・・ご報告が遅れ 申し訳ありません。今日午後4時30分ごろ速達にてスケッチをお送り致しました。その後すぐに手紙のほうを先にFAX にてお送りするつもりでしたが、所用のため送るのが遅くなりました。たぶん明日朝の便にて郵送されると思います。『火星通信』217号は、郵便局から戻って来る少し前に届いたようです。
 スケッチは追伸にある理由により中断せざるを得ませんでしたが、梅雨のため、多くは見ることができずにいます。
 最接近前後ともまともに火星を見ることが出来ず残念ですが、後半に向けて何とか頑張ることが出来ればと思います。

(22五1999 FAX)

伊舎堂 弘 (Hiroshi ISHADOH 那覇 Okinawa)   :   FAX 81-098-885-1263