昨夜は栃木でも良い条件だったとのことで、撮れたての木星画像を送っていただきました。
私は、今期の木星はNikon Or-7mmを使って230倍で見ていますが、昨日は並のシーイングながらよく見えました。シーイングが良いときには描ききれないのではないかと思います。・・・太いフェストーンが濃度を持って煙のように棚引いている姿は印象的でした。(7十一)。
○天候は午後から雲が出るという傾向が続いていましたが、昨夕はどうにか晴れ間に火星を捉えることが出来ました。南極冠は明らかで、Solis LからM.Sirenumにかけての暗部が見えています(15十一)。
○函南の友人の別荘に着いたときにも曇天で、すっかり諦めてビールを飲んで雑談となりました。しかし、18日01時頃から星が見え始め、天頂ではうっすらと銀河が見える程度に晴れてきて、幸運にも暫し観望が出来ました。
「しし座流星群」の出現状況は僅かで、去年よりはるかに少なく、私たちの観測では 17 Nov: 16:00-17:00 UTC の HRは10程度だったのではと思われます。(19十一)