@27 Juneに遮蔽盤の東側の端に掛かってきた火星は、翌日28 Juneには完全にディスクに隠れました。その後1 July 21hGMTに合(赤経)となり、暫く見えずにいましたが、4 Julyにディスクの西端に浮き上がるようにはっきりとその姿を現しました。
@7 July 03hGMTには水星が火星と赤経合になりました。水星は火星の南5゚40′のところに見えています。ご紹介する画像はその日のものです。
@一方太陽の東に廻った金星は10 July 09h GMTにはLASCO C3画面から姿を消して、いよいよこれから「宵の明星」として夕方の西の空低く姿を現すわけです。
@なお、14 JulyにはSoHO始まって以来というCMEが発生し、LASCOは雪嵐(Snowstorm)に見舞われました。次をご覧ください:
http://sohowww.nascom.nasa.gov/data/realtime/javagif/gifs_small/20000714_1118_c3.gif
WHITBYさんのLtEにも注意されています。
このパリ祭CMEは日本のX線天文衛星「あすか」に影響を与え、ニュースになりました。「あすか」(ASCA/ASTRO-D)は、20 Feb 1993に打ち上げられた日本で四番目のX線天文衛星です。