@LASCOについては、
http://lasco-www.nrl.navy.mil/about_lasco.html
をご覧ください。ここからSoHOへ行けますが、このC3像はSoHOのWeb-Site:
http://sohowww.estec.esa.nl/data/realtime-images.html
の中から
http://sohowww.nascom.nasa.gov/data/realtime/javagif/gifs_tiny/20000606_1818_c3.gif
で拾ったものです。
ここでは、このLASCO C3(コロナ遠景)の他に、C2(コロナ近景)、K点を示す太陽面画像(MDI=Michelson Doppler Imagerによる)、EITの画像も併せて見られます。これらの画像は毎日更新され、LASCO C3画像は30分毎、MDI continuumは7〜8時間毎に最新の情報が掲載されていきますから、コロナも含めた太陽活動の時間経過を連続的に見ることができます。 (EIT=Extreme ultraviolet Imaging Telescopeは30.4nm,28.4nm,19.5nm,17.1nm波長の超紫外部の像を撮っています。 http://umbra.nascom.nasa.gov/eit/ をご覧ください。)
@実はこの6 June 2000にはご覧のように太陽の北側で大規模なフレアが出現しました。この像も含めてSoHOの連続画像はその爆発の様子を示していて、それで見る限り6Juneの18〜19hGMTに、その規模が最大に達しているように思われます。この太陽表面爆発を引き起こしたK点はSpace Environment Center (SEC)によるSolar Region 9026(1 June f端出現)という肉眼レベルの大型K点群で、そのフレア活動の変化状況およびK点群型の推移は http://www.sec.noaa.gov/solar_images/RegionIndex.cgi?REGION=9026&YRMO=200006 で見ることができます。
@翌日(7 June)のNASA Science NewsのWeb-Site: http://spacescience.com/headlines/y2000/ast07jun_1m.htm では「SoHOが6 Juneに完全な光輪状(full-hallo)のコロナの大規模放出(colonal mass ejection=CME)を捉え、コロナグラフ研究チームによると、フレア爆発による荷電粒子放出速度は908km/secであり、四十八時間以内に地球に達し、8 June正午には磁気嵐を生じさせる可能性がある」という警告が発せられています(Solar Storm Warning - 解説及び連続動画)。
@SoHOの次のサイトでも、この太陽面爆発の様子を静止画像及び動画で紹介しています:
http://sohowww.estec.esa.nl/hotshots/
@序でに、6 JuneのH-α連続静止写眞像は次のサイトで見ることができます:
http://www.sec.noaa.gov/solar_images/2000_06/2000_06_06.html
@火星が、合を過ぎて太陽の(天の)西の方向に出ましたら、またLASCO C3の像で紹介しましょう。