スペックルマスキング法による画像復元
シーイングによって解像度の劣化した観測画像から対象の本来の輝度分布を得るために、スペックルマスキング法による画像復元プログラムをIDL上に作成した。入力画像は観測対象が変化しないと考えられる時間内に得られた短時間露出画像の時系列である。スペックルマスキング法を用い、位相復元プロセスに新たな工夫を付け加えることで、ロバストで効果的な画像復元をおこなうことができる。飛騨天文台のDSTで得られた画像への適用例を示す。(画像クリックで拡大)
京都大学大学院理学研究科附属天文台技報
(pdf)
DST適用例 1 (430nm)
DST適用例 2 (Ha -0.4A, Ha +0.4A, Dopplergram)
DST適用例 3
波長を変化させた動画(Ha -1.2A から +1.2A)
DST適用例 4 (2014.04.25 X-class flare)
動画1
動画2