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飛騨天文台
惑星観測夏季実習
天体観測に興味を持つ学部学生を対象に、飛騨天文台の望遠鏡と宿泊施設を 利用して、惑星観測の実習指導を実施しました。最初に65 cm屈折望遠鏡の 操作とCCDカメラの操作および、月、惑星の観測方法や解析方法の基本に ついて講義を行いました。次に65 cm屈折望遠鏡とCCDカメラを用いて、月、土星の 観測を行い、月面および土星の画像データを得ました。観測解析実習では 三つのグループに分かれ、第1のグループは、観測によって得られた月の 画像データを測定することにより、月面上のクレーターの高さを計算する 実習を行いました。第2のグループは、土星の画像データを測定することにより、 土星の自転軸の天球上での方向を計算する実習を行いました。第3のグループは、 以前に65 cm屈折望遠鏡によって観測された木星の画像データを測定すること により、木星の自転周期を求める実習を行いました。最終日には発表会を開き、 得られた結果についてグループごとに報告を行うとともに、最終結果を レポートにまとめて提出してもらいました。また、実習の合間を利用して、 ドームレス太陽望遠鏡や60 cm反射望遠鏡の見学を行いました。
(岩崎)
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