静穏領域の粒状斑とそのスペクトル
1996.08.01
粒状斑画像の波長はフラウンホーファーのG線(4308Å、透過幅20Å)、視野112.6×112.6平方秒角。
スペクトルは左から6302.000Å(地球大気中酸素分子)、6302.492Å(Fe I)、6302.764Å(地球大気中酸素分子)。
太陽光球起源である鉄の吸収線が、対流の鉛直方向速度場によるドップラーシフトにより、ジグザグ状に変形しているのが確認できる。