第32回 講演会

「アマテラス粒子」のイメージ図 (©Osaka Metropolitan University/L-INSIGHT, Kyoto University/Ryuunosuke Takeshige)
金星探査機「あかつき」が紫外線で観測した金星 (©JAXA/ISAS)

2024年6月9日(日)に第32回 講演会を開催します。今回は、京都大学での現地参加とオンラインのハイブリッド形式で開催します。現地参加・オンライン参加どちらの場合でも事前申込が必要です。

内容

多米田裕一郎氏

宇宙から飛来する最強の粒子:最高エネルギー宇宙線

多米田裕一郎氏 (大阪電気通信大学 工学部 基礎理工学科 准教授)

地球には常に宇宙からの放射線が降り注いでおり、それを宇宙線と言います。その源は超新星残骸などの天体であると考えられています。テレスコープアレイ実験では、「アマテラス粒子」と命名された観測史上2番目に高いエネルギーの宇宙線を検出しました。このような極めて高いエネルギーの宇宙線の源は未だよくわかっていません。本公演では、最高エネルギー宇宙線観測の現状を紹介し、最新の結果を紹介します。

高木征弘氏

金星探査機「あかつき」が解き明かす金星の気象

高木征弘氏 (京都産業大学理学部 宇宙物理・気象学科 教授)

太陽系のほとんどの惑星には大気が存在し、地球の気象とはまったく異なる不思議な大気現象が生じています。金星には「大気スーパーローテーション」と呼ばれる、惑星のまわりを自転よりもずっと速く回転する大気の流れがあり、その原因はいまでも解明されていません。本講演では、金星気象の解明を目指して観測を続けている金星探査機「あかつき」の成果を中心に、研究の最前線をご紹介します。

詳細・申込方法

日時
2024年6月9日(日) 13:30–16:00 (13:00開場・オンライン参加者は13:15より入室可)
場所
ハイブリッド開催: 京都大学 理学研究科セミナーハウス (Google Mapsアクセスマップ)またはオンライン
対象
小学校高学年以上
料金
大人 1800円 (NPO会員は1300円)
高校生以下1000円(NPO会員は700円)
申込方法
(現地参加)
京都大学での現地参加の場合、以下のフォームからお申込みください。参加料金は当日講演会場でお支払いください。
受付終了
申込締切: 2024年6月9日(日)
電子メールでお申込みの場合は以下の項目を記入して hosizora@kwasan.kyoto-u.ac.jp にお送りください。件名は「第32回講演会」としてください。
  1. 参加希望行事の名称「第32回講演会」
  2. 参加者全員の氏名、年齢(学年)
  3. 代表者の郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス
申込方法
(オンライン参加)
オンライン参加の場合、Peatixからお申込みください。参加料金はPeatix上でお支払いください。チケットご購入後に参加用URLをお知らせします。
受付終了
申込締切: 2024年6月9日(日)
当日申し込みも可能ですが、事前に資料の受け取りもありますので、お早目のお申込をおすすめします。
Peatixでのチケット購入が難しい方は、別の方法をご案内しますので、下記までお問合せ下さい。
お問合せ
主催
特定非営利活動法人 花山星空ネットワーク
共催
京都大学大学院 理学研究科附属天文台
チラシ
第32回講演会 チラシ