特定非営利活動法人 花山星空ネットワーク
2021年6月6日(日)に「NPO法人 花山星空ネットワーク 第26回 講演会」をオンラインで開催します。ブラックホールと星の磁石についての最新研究成果を、第一線の研究者がわかりやすく解説します。参加には事前申込が必要です。
本間希樹氏 (国立天文台教授、東京大学併任教授)
2019年、ブラックホールの影を初めて捕えた写真が公表され、また、2020年のノーベル物理学賞がブラックホールの研究者に与えられるなど、近年ブラックホールの研究がこれまでになく大きな注目を集めています。本講演では、講師がメンバーとして関わってきたEHTプロジェクトによるブラックホールの写真撮影を中心に、ブラックホール研究の最先端について解説します。
中道晶香氏 (京都産業大学共通教育推進機構教授)
方位磁石が北の方角を教えてくれるのは、地球が大きな棒磁石になっているからです。しかし77万年前には地球の棒磁石の向きはひっくり返っていましたし、それ以前にも不規則で長い周期の地磁気反転が繰り返されてきました。一方、太陽では約22年の規則的な短い周期の磁極反転が観測されています。多様な天体の中で、磁極反転はどれほど普遍的な現象なのでしょうか?ゆらぎの中で作られる天体の棒磁石に関する研究をご紹介します。
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