特定非営利活動法人 花山星空ネットワーク
2020年12月6日(日)に「NPO法人 花山星空ネットワーク 第25回 講演会」をオンラインで開催します。宇宙最初の星とブラックホール形成についての最新研究成果を、第一線の研究者がわかりやすく説明します。また、京都の天文宇宙関連施設を訪ねる「京都千年天文街道」の楽しみ方についても解説します。参加には事前申込が必要です。
細川隆史氏 (京都大学大学院理学研究科准教授)
この宇宙は今からおよそ140億年前のビッグバンで始まりました。宇宙の長い長い歴史の中で、いつかどこかで宇宙最初の星や、星の死のあとに残されるブラックホールが誕生したはずです。これら最初の天体はまだ誰も見たことがありませんが、スーパーコンピューターで最初に星が誕生する様子を追うことができます。この講演では、この宇宙最初のブラックホールに焦点をあてて、宇宙の歴史の中でその起源に関する研究の最前線をお話します。
青木成一郎氏 (京大理附属天文台天文普及プロジェクト室室長)
小山勝二氏 (京都大学名誉教授)
2011年度より活動を開始した京都千年天文学街道は今年で10年目を迎えました。青木氏が活動全般の概要を説明した後、本活動提唱者の小山氏がツアーのポイントである明月記の天文観測記録と現代天文学研究の繋がりや江戸時代の日本独自の暦作成について紹介します。
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