天体観測指導者養成講座 (2022年)
2022年10月30日(日)と11月5日(土)に花山天文台で天体観測指導者養成講座を開催します。天体望遠鏡の使い方を習得して、宇宙と自然科学の面白さを子ども達に伝えることができる指導者を養成します。参加には事前申込が必要です。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、以下の対策を徹底いたします。ご理解とご協力をお願いいたします。
- 受講中はマスクを常に着用してください。
- 館内用スリッパ(うわばき)を各自ご持参ください。
- 新型コロナウイルス感染者の方、その濃厚接触となられた方、PCR検査対象者となられた方は参加できません。
- 当日発熱のある方や体調を崩しておられる方(咳、倦怠感、臭覚・味覚障害、下痢など)は参加できません。
- 天文台受付で検温をお受けください。
- 天文台各所に消毒液を置いていますので、その都度ご使用ください。
- 日時
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- 第7回: 2022年10月30日(日) 9:45–17:45
- 第8回: 2022年11月5日(土) 9:45–17:45
- 場所
- 京都大学大学院 理学研究科附属 花山天文台 (京都市山科区)
- 講座のねらい
- 天体観測は誰でもが関心を持ちやすいので、青少年に科学の楽しさを教えるのに適していますが、教える際の基礎として、望遠鏡の構造と操作について知っておく必要があります。しかし、初めての方にとって望遠鏡の扱い方はわかりにくく、学校にある小望遠鏡もほとんど使われずに眠っているというのが現状です。また、学校で望遠鏡が使われないもう一つの理由は、夜に観測することが難しいという点にあります。ところが、太陽や月を用いれば昼間でも観測できますので、望遠鏡の使い方を習得することができます。本講座は、小望遠鏡による太陽と月(土星・木星)の観測実習によって、天体望遠鏡の使い方を習得して、宇宙と自然科学の面白さを子ども達に伝えることができる指導者を養成します。
- 内容
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第7回: 2022年10月30日(日)
- 9:45 集合
- 10:00–11:00 実習「ソーラープロジェクターによる太陽日周運動の測定と太陽黒点のスケッチ観測」
- 11:15–12:00 実習「ソーラープロジェクターによる太陽観測データの解析」
- 13:15–15:15 実習「小望遠鏡・投影板の組み立てと太陽黒点のスケッチ観測」
- 15:30–16:30 実習「太陽黒点スケッチデータの測定と太陽黒点の時間変化の解析」
- 16:45–17:30 実習「小望遠鏡による月の観測と小望遠鏡の格納」
- 17:30–17:45 まとめ「実習の成果確認と疑問点についての相談」
- 17:45 解散
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第8回: 2022年11月5日(土)
- 9:45 集合
- 10:00–11:00 実習「ソーラープロジェクターによる太陽観測」
- 11:15–12:00 実習「ソーラープロジェクターによる観測結果の解析」
- 13:15–15:15 実習「小望遠鏡・投影板の組み立てと太陽黒点のスケッチ観測」
- 15:30–16:30 実習「太陽黒点スケッチデータの測定と太陽黒点の日変化の解析」
- 16:45–17:30 実習「小望遠鏡による土星・木星の観測と小望遠鏡の格納」
- 17:30–17:45 まとめ「実習の成果確認と今後への応用についての相談」
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天候やその他の事情により内容が変更になる場合があります
- 講師
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- 黒河宏企 (京都大学名誉教授、元京都大学大学院理学研究科附属天文台長)
- 鈴木美好 (元三重大学非常勤講師、元三重県立高校教諭)
- 西村昌能 (京都教育大学非常勤講師、元京都府立高校教諭)
- 山村秀人 (元滋賀県立高校教諭)
- 対象
- 18歳以上 (天体観測の基礎知識や経験は必要としません)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、感染者の方、濃厚接触者となられた方、当日発熱のある方や、体調を崩しておられる方は来ていただけませんので、あらかじめご承知ください。
- 定員
- 各回8名 (コロナウイルス感染拡大防止の為に定員を削減しています)
- 料金
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- 1回のみ参加: 3,000円
- 2回とも参加: 4,000円
(いずれも資料代を含む)
- 交通
- 地下鉄東西線蹴上駅からタクシーで5分。自家用車でも可。
- 申込方法
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電子メールあるいは往復はがきに以下の項目を記入してお申し込みください。
- 氏名、住所、年齢、連絡先電話番号、参加希望日、来台方法(自家用車またはタクシー)
- 職をお持ちの方:勤め先・所属
- 学生の方: 通学先・学年
- 申込先
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- 申込締切
- 2022年10月27日(木) 必着 (ただし定員に達し次第締め切らせていただきます)
- お問合せ
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- 主催
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- 協力
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- 後援
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- 写真撮影について
- この活動では、子どもゆめ基金への報告のために写真撮影を行います。提出された個人情報(写真)は、「(独)国立⻘少年教育振興機構が保有する個人情報の適切な管理に関する規程」に基づき、子どもゆめ基金助成業務以外の目的には使用されません。
- チラシ