天体観測指導者養成講座 (2019年)
定員に達したため、受付を締め切らせていただきました。(2019年10月15日)
2019年11月9日(土)と17日(日)に花山天文台で天体観測指導者養成講座を開催します。天体望遠鏡の使い方を習得して、宇宙と自然科学の面白さを子ども達に伝えることができる指導者を養成します。参加には事前申込が必要です。
- 日時
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- 第1回: 2019年11月9日(土) 10:00–17:30
- 第2回: 2019年11月17日(日) 9:30–17:00
- 場所
- 京都大学大学院 理学研究科附属 花山天文台 (京都市山科区)
- 講座のねらい
- 天体観測は青少年に科学の楽しさを教えるのに適していますが、多くの学校の小望遠鏡がほとんど使われずに眠っているというのが現状です。これは望遠鏡を使える指導者が少ないことと、「天文観測は夜間」という固定観念に縛られていることによります。ところが、太陽や月を用いれば昼間でも天体の運行について学び、望遠鏡の使い方を習得することができます。本講座は、小望遠鏡による太陽と月の観測実習によって、天体望遠鏡の使い方を習得して、宇宙と自然科学の面白さを子ども達に伝えることができる指導者を養成します。
- 内容
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第1回: 2019年11月9日(土)
- 10:00–11:30 講義「天体観測の基礎」 (1) 天動説と地動説 (2) 望遠鏡の構造 (3) 太陽の素顔
- 11:45–12:15 実習「小望遠鏡とソーラープロジェクターの組み立て」
- 13:00–14:30 実習「小望遠鏡とソーラープロジェクターによる太陽観測」
- 14:45–16:00 見学「花山天文台の望遠鏡設備の見学: 45cm屈折望遠鏡など」
- 16:15–17:00 実習「小望遠鏡による月の観測」
- 17:00–17:30 まとめ「成果と新たな疑問の発見」
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第2回: 2019年11月17日(日)
- 9:30–10:15 実習「小望遠鏡による月の観測」
- 10:30–12:00 講義「身近な天体現象理解のポイント」 (1) 月の満ち欠け (2) 日食の起こり方 (3) 太陽の恵みと怖さ
- 12:45–14:00 実習「Hα小望遠鏡による太陽紅炎の観測」
- 14:15–16:00 見学「花山天文台の望遠鏡設備の見学: 太陽分光望遠鏡など」
- 16:15–17:00 まとめ「今回の成果と今後の課題」
- 講師
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- 黒河宏企 (京都大学名誉教授、元京都大学大学院理学研究科附属天文台長)
- 鈴木美好 (元三重大学非常勤講師、元三重県立高校教諭)
- 西村昌能 (京都教育大非常勤講師、元京都府立高校教諭)
- 山村秀人 (元滋賀県立高校教諭)
- 対象
- 18歳以上 (天体観測の基礎知識や経験は必要としません)
- 定員
- 15名
- 料金
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- 1回のみ参加: 2,000円
- 2回とも参加: 3,000円
(いずれも資料代を含む)
- 交通
- 地下鉄東西線蹴上駅–花山天文台間をタクシーで送迎します。参加者には追って蹴上駅集合時間をお知らせします。自家用車で花山天文台まで来ていただいても結構です。
- 申込方法
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電子メールあるいは往復はがきに以下の項目を記入してお申し込みください。
- 氏名、住所、年齢、連絡先電話番号
- 職をお持ちの方:勤め先・所属
- 学生の方: 通学先・学年
- 申込先
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- 申込締切
2019年10月29日(火) 必着 定員に達したため、受付を締め切らせていただきました。
- お問合せ
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- 主催
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- 後援
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- チラシ
- (PDF)