ハルトマンテストの現状報告
修士1年 田中健嗣
♣ 目次
♣ 動機と目的
- 鏡の形状 : CGH 干渉計で測定.
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- CGH 干渉計に一抹の不安.
プレートそのもの、器具全体の配置 - レーザ変位計での計測で矛盾ない結果が出てはいるが、光学的な結像試験もしておきたい.
♣ 光学試験の概要
- オートコリメーション試験 : セグメント自身で平行光を作る.
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焦点位置に光源を設置. 平面鏡で跳ね返し. ビームスプリッタで横に跳ねる. |
- 結像精度をハルトマンテストで見積もる.
♣ ハルトマンテスト
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複数穴の開いた板を設置. 検出器を前後させて、デフォーカス像を撮影. | |
対応する点の像をつないで 仮想的な光線を作成、 焦点位置での交差具合を 光線追従シミュレーションと比較. |
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♣ 現状
- 準備中.
CCD & 光源のユニットの固定
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結像精度 >15μm
を満たすよう補正レンズ、レンズホルダーを設計. アルミフレームで 2m サイズの足場を組み、その上に設置予定. |
セグメントの保持
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実際観測するときと同じ器具を使用し、セグメントを配置. スクリュージャッキを 2 本使用して、トラスごと傾ける. 床に直置き. |
平面鏡の保持
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φ120cm
平面鏡、ジグ、ともに 西村製作所よりレンタル. |
♣ 予定
- 試験開始 : 11月中頃より.
- 試験場所 : 京大実験室または西村製作所 (平面鏡運搬、振動).
- 使用するセグメント : 今夏OAOでアルミ蒸着した内周一枚.
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♣ 補
補正レンズとホルダー
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光学シミュレーションソフト ZEMAX. 両凸レンズ 0.2°回転時の結像精度 : 15μm. レンズ端で約 60 μm. → アルミ素材で作成. |
ZEMAX 横から(3D)
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雑録
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