LtE in CMO #262
From Teruaki KUMAMORI
●・・・・・・・・・熊森です。 望遠鏡のことですが、製作の側から言えばニュートン反射が精度高くできますが、口径が大きくなれば現実的にその大きさを維持する事が難しくなります。何が何でも精度、つまり「キレ」を求めるならニュートン式だと思っています。
シュミカセは、深く使ったことがないので噂の範囲以上は知りません。ただ、研磨面数が増えるほど工作的には難しいことだと思います。ニュートン式のキレを眼視的に求めることには無理があると思います。
DKは、私の場合は凸の副鏡を非球面に磨く能力がないので製作の立場からこれを選択しています。中央の収差は幾何光学的にゼロですから惑星を見てる限りでは、カセグレン式と同じ条件と言えます。
高橋のミューロンは、30cmを覗いたことがありますが、良くできていると思いました。
画像処理のなどについてのことはいろいろと情報提供しないとイケナイと思っています。できる範囲内で他と重ならないように報告したいと思っています。
(30六2002 email)
○・・・・・・・・・キレは私自身の抽象的なイメージですが、解像度とコントラストとのバランスが一番良いのがニュートン式だと思っています。
反射望遠鏡系は筒内気流などの不安定要素が多いために機会は少ないかもしれませんが、条件が整ったときは一番だと確信しています。
長鏡筒のニュートン望遠鏡は現実問題として、架台の事などを考えると苦しいものがあります。
プリズムについての原稿はちょっと時間がかかるかもしれませんが何とかしたいと思います。
(10七2002 email)
熊森 照明 (Teruaki KUMAMORI 堺 Osaka)
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