From
Kanehiro OSA
●・・・・・・Subject:
Re: 石川からの参加者について:
ご心配をお掛けしています。星の会例会やメーリングリストにて案内を掛けていますが、今一つ反応が少ないのです。一つの理由として、星の会の合宿にあたりますので、3〜5日と留守する訳には行かない人が多いということです。中嶋さんもどうしようか迷っておられました。・・・さすがに徹夜明けに柳田村からとんぼ返りして福井に向かうのは大変で、三時間ほど仮眠したいと思っています。恐らく16時頃には足羽山に到着出来ると思っています。
ところで、弁当には「エビ・蟹」が入っているおそれがありますか?実は、「エビ・蟹」にアレルギーがあります。好物なので北陸に住んでいて大変残酷な思いをしています。もし、「エビ・蟹」が入る予定があれば、別料金をお支払い致しますので、何か異なったものを希望します。
(30四2003 email)
○・・・・・・長 兼 弘です。
>先日はお疲れのところ福井までおいでいただき有難うございました。長さん
>の話は一風独特で、関西乗りですから、関東の連中には通じるかどうか分か
>りませんが、お説はどれも新鮮で面白うございました。また伺えると有り難
>いと思います。
>
関西の乗りは、決定打の話しが少ないのでニアンスで受け取って戴くしか無
いでしょうね。思わせぶりの話し方は、時には嫌われるものですが、私として
は何かと結論づけたものは正確で無いと思っています。逆な発想かも知れませ
んが結論付けた話しは「そうでなくてはいけない」と判断してしまい混乱を招
くと思っています。観察した結果がこうでしたよ!と、言うのであればその観
察は観察者にとって正確なデータです。ですから、正しいかどうかはより多く
の第三者のデータが必要です。観察には、希望的推測は必要ないからです。
>なお、彗星課の松本敏一さん(武生市在住)から次のようなemailが届いていま
>す。お応えいただければと思います。
>
>
>>>また長さんのシーイングの話しなんか、何れの分野にも通ずるも
>>>ので、これには”目からうろこ”の感じで驚きながら、聞いていました。
>>>もし、長さんのシーイングについて書かれたものがあったら、
>>>参考になりますので、お手数でしょうが、ご紹介をお願いできたらと
>>>思っています。
>>
興味を持って戴いて大変嬉しいです。色々な会誌で原稿を書いていましたの
で、その中から一つを添付致します。これは関西天文同好会に投稿したもので
す。惑星観察をされている京都西院の林さんが興味を持たれました。松本様に
転送して頂ければ幸いです。内容は、誰もが一度は考える事なのですが、アマチュアで実際に行った方は皆無の様です。花火を持ってうろうろしていたら通報されるかも知れませんね。お巡りさんに職務質問された時は、「アマチュアではありますが、環境地域調査の一環として特定気流の測定をしています」と、答えて調査図を見せれば納得して頂けます。まさか個人天体観測の為に煙を蒔いていますなんて答えたら注意だけでは済まされません。
松本様にもお話ししましたが、屋上陸屋根にドームを造ると、陸屋根の熱が障害になります。理由は、広い面積で受けた日射が夜間に浮遊するからです。それを避けるには、冷やすのが一番なのですが、水を掛けると湿度が高くなるので良くありません。そこで、観察する方向に向けたドームのスリットの幅より1m程離して左右に大きなパイロン(工事などで立てる三角錐の器具)の様なオブジェを置きます。しばらく放置していると、浮遊している暖かい空気は、パイロンに沿って上昇しはじめます。つまり、観察する方向以外に人工的に上昇気流をつくるのです。若干の風があるときは、勿論風下に置かねばなりません。簡単な物では、ホームセンターの塩ビ管が売られているコーナーに紙筒(ボイド管)がありますので、2m以上に切断して立てると効果が見られると思います。
(7五2003 email)
長 兼 弘 (Kanehiro OSA 野々市 Ishikawa)
aurora-2@alto.ocn.ne.jp