From
Toshiaki HIKI
●・・・・・・・・・拝啓 いよいよ梅雨も末期の気配ですね。中部、北陸、関東もあと一週間くらいで明けるのではと期待しています。
さて、先日私は咳払いをしただけでぎっくり腰になり、立ち上がれない状態となりました。今はだいぶ良いのですが、どうしても無理して勤務しますので、完治しない状態が続いています。夜になると相当痛みます。
ローエルの伊那谷についていくつかのご質問をいただきましたが、遅れていましてすみません。私の父が1937年(昭和12年)の中箕輪村(現箕輪町)と昭和25年発行の上伊那地図を持っていました。何かの参考になるかもしれません。さらに、伊那市の上伊那郷土館には、明治20年からの『信濃毎日新聞』があることがわかりました。明治22年五月の新聞を精査してみたいと思います。今暫くお待ち下さい。
最近長野県知事問題が全国を賑わしています。おそらく再び知事選挙にもつれこむのでしょう。県民の文化的素養が問われる選挙となるでしょう。個人的には田中知事再当選を期待しています。
学期末の忙しい時期ですが、何とかきりぬけたいと思います。村上さんのご予定は如何でしょうか。
(7七2002
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○・・・・・・・・・台風の影響はいかがですか。こちらはアルプスがあるために風の影響はほとんどなく、やや強めの雨で終わりそうです。
伊舎堂さんの予約確認いたしました。
さて、昭和12年の地図は、父の言うにはほとんど変わりはないだろうとのことです。なお、父は大正11年生まれです。・・・
(10七2002
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○・・・・・・・・・20p覗いてみて下さい。萱野へは6pの対空双眼をもってゆきましょうか。なお、萱野高原は、私も泊まったことはありませんが、照明がやや気になります。
白板は勤務校のものを借ります。ビデオプロジェクターは必要でしょうか。これも学校にあります。
下諏訪の郵便局は昭和25年の上伊那地図にでています。おそらくローエルの立ち寄った郵便局に違いないと判断できます。この地図は上伊那教育会の作成による学習用地図ですが、立派なものです。コピーを郵送いたします。
箕輪から塩尻は国道で一時間、高速道路経由で四五分です。川上姓はあるでしょうね。なお、NOTOのp33の写真ですが、「・・・や」というのがわかります。おそらく温泉つきの宿屋だったのでしょう。しかし、塩尻ならば当時温泉はないはずですが。
観光ならば駒ヶ根が塩尻よりもよいでしょうが、帰りの電車やローエル調査も考えると塩尻は便利だし、勉強になりますね。
個人的には特に伊舎堂さんに眼前に迫る中央アルプス西駒ヶ岳を見てほしいと思います・・・。
(11七2002
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○・・・・・・・・・遅くなりましたがTYAお送りいたします。よろしくお願いいたします。
学期末を迎え、通知票など大変です。26日で一学期終了です。
ローエルが立ち寄った下諏訪の郵便局の位置がわかりました。下諏訪駅前です。現在は移転し、ここにはありません。
(15七2002 email)
●・・・・・・・・・拝啓 ようやく梅雨明けとなり、伊那谷も照りつける太陽の日差しに本格的な夏の訪れを感じます。『火星通信』同人の皆様におかれましては、ますますご健勝にてお過ごしのことと拝察いたします。
さて、この度、南政次先生を始めとして同人の皆様のお力により、信州伊那の地において、CMO夏の学校が開催できますこと、大変嬉しく存じます。伊那谷は、3000メートルクラスの二つの山脈に挟まれた景勝の地です。明治22年の五月にローエルがこの地を旅行しています。皆さんそれぞれ遠路からのお越しであり、忙しい日程になりそうですが、それぞれに充実した懇談会になるよう願っております。火星に関する研究とともに伊那の自然にも親しんでいただければと期待します。伊那は田舎ですが、ここを通過したローエルに思いを馳せてみるのもいいと思います。
最後の夜は標高1200メートルの萱野高原にて一泊いたします。ここは伊那谷や三つのアルプスの眺めがすばらしい所です。
心より歓迎いたします。お気をつけてお出かけ下さい。
(21七2002 email)
『火星通信』同人の皆様
○・・・・・・・・・ローエルに関する調査につきまして、参考になりそうなものを郵送いたしました。月曜日には到着するはずです。「NOTO」の記述が、伊那のどのあたりの記述であるか予想がつくものがありましたので、同封の地図に記しておきました。
なお、「NOTO」のグラビアについての見解を下記に記します。
p31 これは背景の景色から、塩尻峠の写真と思われます。
p33 これは塩尻市役所観光課などで調べれば場所がわかると思います。調べてみたいのですが、今のところ時間がとれません。
p36 神社がポイントですが、時間をかけて伊那谷を実地調査しないとわかりません。おそらく下伊那でしょう。
p38
これは、天竜峡に違いないと思います。この景色は間違いなく天竜峡です。
なお、夏休みに入りましたら、早い内に飯島町の船乗り場を確認したいと思っています。南先生とは飯島あたりで落ち合うのもいいと思います。
上伊那郷土館は休日閉館で、『信濃毎日新聞』がちっとも調べられません。これも休みに入ってからになります。今、学期末で忙しく、お尋ねにお答えできないことが多くすみません。
いよいよCMO夏の学校が迫ってまいりました。よろしくお願い致します。
(21七2002
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日岐 敏明 (Toshiaki
HIKI 上伊那 Nagano)
JZJ00415@nifty.com