LtE in CMO #289

From Tohru IWASAKI



●・・・・・・・・・Date: Fri, 27 Feb 2004 14:57:01 +0900

Subject: 二月15日締めの観測結果の報告について

 

  大変遅くなって申し訳ありません。二月15日締めのスケッチのコピーを先ほど速達で発送しました。年度末を迎え、仕事の方が忙しくなってきたところへ、23日から会計検査院の実地検査を受けていて、受験準備その他に忙殺され、報告が遅れてしまったことをお詫びいたします。

  二月20日のメール「観測依頼」をいただいています。南極雲とシュルィス・マイヨルあたりの朝霧、とのことですが、今回の報告分にもありますように、位相角が大きいためか、朝霧は明確に捉えることができていません。南極雲もノアキス南方ではhood状に見えていましたが、ヘッラス南方では雲に覆われているようには見えませんでした。むしろ私は北極雲の方が気になります。λらいって、北極冠はそろそろ最大径に達するはずで、φが少しずつ戻って来るに従って、北極雲もしくは北極冠本体の南のヘリが火星像の北縁に現れてくるのではないかと思っています。

  観測そのものについては、今シーズンは大体燃え尽きたかな、というところです。1999年シーズンは精神的に燃え尽きた感じでしたが、今回は肉体的にも消耗しきった感じがします。疲労が蓄積していることを自覚できのです。

  それでは今回は、これにて失礼いたします。

       

  この期間の観測

  22 Drawings (17, 29, 31 Jan. 9, 10, 12, 15 Feb) 400×21cmSpec.

 

 


  (Tohru IWASAKI 北九州 Fukuoka)   


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