LtE in CMO #287

From Wu-Yang LAI



●・・・・・・・・Date: Fri, 23 Jan 2004 03:51:05 +0800

Subject: Re: 春節おめでとうございます

 

南 政次様

 

真夜中、もう寝ようというときに、お手紙e-mailが着いている事に気がつきました。台北銀行の小切手のご用件は、家内や倅、娘に手伝わせ、簡単に解決できると思います。旧正月が明けたらすぐ解決できるはずです。122日が旧正月の元日で、休みは旧暦の15日までらしいので、銀行へ電話をかけるのは休暇明けになります。

 

私の知る限りでは台湾の銀行が外国へ送るチエックは、みな英字でサインしています。

 

私のe-mailアドレスは、今までのアドレスから tpts5. を省略してよいことになりました。しかし今までどおりでも着きます。今のところ毎日15通ほどのメールが着いております。大部分は何かの広告です。

 

蔡章獻氏は私に比べると、ずいぶんよぼよぼですが、病身のため台湾大学付属医院に通院しているうちに、そこの看護婦と親しくしなって、ときどき食事に誘い出しているとのことです。 草々

 

PS 最近seed-netとは別のhi-netという会社とASDLの契約をしたので、もうひとつのe-mailアドレスができてしまいましたが、私へのメールは今までどおりseed-netのアドレスでお送りください。パソコンについては、いつもわからないことがたくさんあって、よくまごつきます。

 

----- Original Message -----

From: "Masatsugu MINAMI" <vzv03210 at nifty.com>

Sent: Thursday, January 22, 2004 11:59 PM

Subject: 春節おめでとうございます

 

 

> 拝啓、22日は旧正月だそうで、新年あけましておめでとうございます。お元気

> でお迎えになられたことと思います。福井は丁度、雪がひどくなり、金澤では

> 積雪が48cmとかで、三國も金澤に近いので、似たようなものです。ただ、正月

> 気分は全くありません。臺灣はやはり暖房無しで十分暖かな毎日だと思いま

> す。

> 

> 日本では旧暦の新年は全く顧みられず、新聞にもTVにも現れませんから、私は

> 忘れていたのですが、たまたま、早朝BSの韓国のニュースでアナウンサーが朝

> 鮮式の正装で出ていて、旧正月らしいと分かったわけです。韓国のニュースで

> は春節という単語は出ていなかったように思います。『天文年鑑』で見たら、

> 22日は新月でしたが、やはり旧暦の記述はありません。ただ、『天文年鑑』で

> は旧暦の七夕の記載はあります。福井の天文台では七夕の観望会は旧暦でやっ

> ています。

> 

> さて、どうもご無沙汰してしまいました。ご承知のように、昨年は火星の大接

> 近で、私は観測に大童、おかげで、『火星通信』の編集も出来ず仕舞いになり

> ました。昨年の六月のNo.272を最後にその後『火星通信』はお届けできていな

> いのですが、これはpublishしていないからです。止めてしまったわけでなく、

> これから遅蒔きにやりますが、疲れがひどく未だ着手出来ないで居ます。その

> 内、五月初めのローヱル会議の準備で忙しくなるでしょうから、ひょっとする

> と一年分ほど貯まってしまうかも知れません。

> 

> 私の昨夏の状況を述べますと、No272を福井で発行して直ぐ、六月23日に沖縄の

> 那覇に参りました。丁度、沖縄は21日に梅雨明けになったところで、23日か

> ら、八月30日まで七十日間那覇のレンタルマンションの屋上で觀測しました。

> 福井の方は未だ梅雨でしたし、本土は梅雨明けも分からないぐらいに冷夏だっ

> たのですが、沖縄は常に梅雨前線の南にありまして、臺灣も同様だったようで

> すが、連日好い天気が続き、七十日の内、六十七夜連続して観測が出來まし

> た。火星が現れなかったのは八月はじめの颱風直撃の二日だけで、もう一日は

> 強風のため観測を断念しただけです。夜半頃から朝方までの観測で、これだけ

> でくたくたでしたが、あと観測の整理やemail処理、速報を出したりしている

> と、お昼頃になってしまい、睡眠と食事をとるともう『火星通信』の編集の時

> 間などなくなってしまうわけです。六十七日間で436枚のスケッチを採りました

> ので、一夜に平均六枚はこなしているわけです。九月からは福井に帰りました

> が、天候は回復して、十月などは想像以上に多く観測が出來、今回は未だ終了

> していませんが、既に1000枚を突破しました。これまでは1986(臺北へ参りま

> した)998枚というのが記録でしたから、それを越えたわけです。1988(矢張

> り臺灣)には800枚台であったと思います。

> 

> 矢張り、25秒角という火星は大きく、また大きい火星を長く見られましたか

> ら、いままでと可成り違った事態になりました。暑い中で体力も使いましたか

> ら、相応に身体をだいぶん痛めたようです。十月には不整脈が見つかり、いま

> もそれで困って居ます。

> 

> 序でにと申しては失礼ですが、一つお願いがあります:那覇へ行く前に、臺北

> の科学館の『臺北之空』の爲に火星の記事を書きました。夏に出版されました

> が、ご覧になりましたでしょうか。私は英語で書き、それをどなたかが中文に

> 翻譯したものです。中国語の方は分からないものの、英文字には誤植が多く参

> りましたが、編集割付はなかなか綺麗です。原稿料も小切手で送られてきたの

> ですが、臺北銀行のサインが読めなくて、こちらの銀行は換金してくれませ

> ん。そこで、名前の綴りはどうなっているか、科学館の担当者(劉愷悧さん)

> emailで問い合わせたのですが、返事がありません。その小切手のサインのとこ

> ろだけをスキャンしたものを添付しますので、もし、賴さんにご判断可能でし

> たら宜しくご教示下さい。漢字でもよかったのですが、この銀行マンは英文字

> を使ったようです。

> 

> なお、蔡章獻先生にもご無沙汰しているのですが、宜しくお伝え下さい。Xmas

> カードは無事頂いています。返事を致さず申しわけありませんとお伝え下さ

> い。

> 

> では、今年も賴さんのご健康を祈念し、『火星通信』の方は気長にお待ち下さ

> い。                       艸々頓首

> 

>                          南 政 次@福井

> 賴 武

 

 


賴 武 (W.-Y LAI 臺灣 Taiwan )
 email 


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