From
Naoya MATSUMOTO
●・・・・・・フィルム・スキャナの調子が悪くて、画像をなかなか取り込めず、返事が遅くなってしまいました。申し訳ありません。
今回、送付する画像は、撮影時刻・露出ともに以前お送りした16mmと同じで、焦点距離が28mmです。しし座の輻射点付近を拡大した形になります。
NAS速報の報告をCMO-Webでお使いいただくことは支障ありません。同行したのは、金丸龍生さんです。
「Astro-HS2001」とは「2001年度高校生天体観測会」のことで、1998年のしし群から始められているので、南さんもお聞きになったことがあるのではないでしょうか? 全国の高校生諸君にしし座流星群を観測してもらおうという試みです。
ビデオ観測はその中のオプションです。高校生天体観測ネットワーク事務局で、同種の高感度ビデオカメラを四十台用意し、これを全国に配置して「日本列島上空にくる流星は逃がさない」体制をとったそうです。
勿論、ビデオ観測の主体も高校生のグループなのですが、何台か配布しきれずに余ったことと、九州北部に観測網の穴が開いていたということで、私の所に一台まわって来ました。
集計は、原始的にビデオをプレイバックして行いました。18/19日に五時間撮影し、流星が集中しているところではスローにして五回も六回も繰り返し、全体で二回は見直しましたので、むやみに時間がかかりました。最終的に事務局に集められたテープは自動読みとりされるそうです。
全国観測の初期解析結果は二月中には公表されることになっています。
(10一2002 email)
松本
直弥 (Naoya MATSUMOTO佐世保 Nagasaki )
YIN01355@nifty.com