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Kunihiko OKANO
●・・・・・・・・南様,ご無沙汰しています。岡野です。ご依頼の件,了解いたしました。CAN座談会で2003年度火星大接近対策作戦の時間を取っていますので,そこで提起することにいたしましょう。
(Di SCIULLO氏の)土星の画像を拝見いたしました。なにかの分光現象がないとは言い切れないとは思います。しかし,LRGBは鑑賞画像専用なんであって、基本的にこういう事を判定するのに向きません。使うべきでないです。とうぜんRGB画像があるはずなので、科学的に議論するならそれを示すべきであると考えます。それを見るまでは判断できないです。加えてこれはCMY分解撮像なので,なにか処理中に起こったのではないかと疑いたくはなります。つまり R=M+Y-C などの処理で各画像が若干ずれたらなにが起こるかわかりません。分光などなら赤と青の中間色があってもいいと思うのにそれもないのが気になります。
とにかく純RGBで撮るべきである、LCMY合成の画像だけ見せられて信用しろ,批評しろといわれても無理であるというのが私の意見というところでしょうか。
(20六2002
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岡野 邦彦 (Kunihiko OKANO 東京
Tokyo)
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