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Naoya MATSUMOTO
●・・・・・・・・・・Date: Tue, 21 Oct 2003 08:25:26 +0900
Subject:
RE:祠
もうお忘れかもしれませんが、標記の写真を送っていただいて半年もたってしまいました。やっと、10月18日に金比羅山へ探索に行くことができました。
その結果ですが、案外あっさりと判明しました。
フランス隊の金星観測碑から20m程度離れたところにある「駿河さま」というお稲荷さんの祠に酷似しています。
管理されている田浦周一さん(79歳)に電話で話を伺ったところ、父親の代から受け継いだもので、古いことはよく判らない、とのことでした(お父さんが亡くなってから52〜53年経つそうです)。
昔から現在の場所にあり、余所から持ってきたものではないそうです。現在は石造りの社に納められていますが、これも田浦さんの父親の代に地元の人が造られたものだそうです。
昔から現在の場所にあるとすると、130年前のフランス隊の観測地のごく近傍にあり、隊員は毎日見ていたことと思います。
なお、金比羅山の登山道入口から山頂にかけて、一応見て回りましたが、他に類似した祠はありませんでした。
写真を数点送ります。佐藤利男さんにはプリントをお送りすることにします。
10月25日の委員会で、来年度の記念事業への予算要求を確定することになっていますが、Sheehanさんの関連では、東京から長崎への2泊3日の旅費、講師謝金を出してもらうように要請しています。日面通過に関する本は、もう出版されたのでしょうか?
展示資料として適当なものがございましたら、またご提供くだされば、たいへん幸いです。
松本 直弥 (Naoya MATSUMOTO 佐世保 Nagasaki)