CMO #449 (10 June
2016)用 和文お便りLtE Now
最新のemailが上に來ています。
● ・・・題名:5月27日の火星
発信: 1 June 2016 at 09:15 JST
南 様、村上 様:
5月27日の火星です。シーイングがそれほど良くなかったので、ウェーブレット変換のみです。南極やや右にゴーストが出ているように思います。斑点に分解していないので不満です。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160527/As27May16.jpg
浅田 正 (宗像市、福岡県)
● ・・・題名:28日の火星画像
発信: 1 June 2016 at 08:51 JST
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160528/Og28May16.jpg
大杉 忠夫 (小松市, 石川県)
● ・・・題名:Mars
2016/05/30-Kumamori
発信:
31 May 2016 at 15:24 JST
南政次 様
天気予報では晴れマークでしたが、なかなか晴れず、小さな晴れ間からカラーカメラの2ショットだけしかまともに撮影できませんでした。 カラーカメラだけですが画像処理後はLRGB合成と同じになっています。B光は合成処理前のB光チャンネルです。ホイヘンスクレーターがクレーターらしく写りました。
よろしくお願いいたします。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160530/Km30May16.jpg
熊森 照明 (堺市、大阪府)
● ・・・題名:火星画像 Ak25May16 Ak28May16
発信:
30 May 2016 at 22:54 JST
南、村上様
栃木の阿久津です。5月25日(C14)、28日(宇都宮大学、40cmカセグレン)の火星画像を添付します。
よろしくお願いします。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160525/Ak25May16.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160528/Ak28May16.jpg
阿久津 富夫 (那須烏山市、栃木県)
● ・・・題名:Mo26May_16
発信:
30 May 2016 at 00:12 JST
南 政次様
26Mayをお送りします。雲が多く、RGBをそろえるのも大変でした。なかなかいいSeeingに巡り合えません。今から長く晴れが続きそうです。最接近を控え良い気流になるよう期待しています。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160526/Mo26May16.jpg
森田 行雄 (廿日市市、広島県)
● ・・・題名:返信:
RE: 返信:
W JaeschkeのFBでの書き込み
発信:
29 May 2016 at 23:06 JST
拝復:
今夜は雨模様です。疲労困憊なのでそろそろ休みます。南先生も激務で体調を崩されないようどうぞご自愛ください。
昨晩のエドム閃光監視中の35000フレームのクールを画像処理したものを添付いたします。相変わらずの非道いシーイングですが、細部は絞りだせるようになりつつあると思います。修行中ということで、不細工な仕上がりはご容赦ください。visually
rooted/minded imagerと呼ばれるに相応しい出来を目指します。
またよろしくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島県)
● ・・・題名:Mars
2016/05/28-Kumamori
発信:
29 May 2016 at 18:44 JST
南政次 様
久しぶりに晴れましたが、シーイングはがたがたでした。B光はこんな時もっと最悪です。
間もなく最接近ですが、まともに晴れてほしいものです。
よろしくお願いいたします。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160528/Km28May16.jpg
熊森 照明 (堺市、大阪府)
● ・・・題名:返信:
W JaeschkeのFBでの書き込み
発信:
29 May 2016 at 09:00 JST
拝復:
JAESCHKEの書き込みのご紹介有難うございます。
『2012年の火星の欠け際の明突起についての面白い論文がある。興味深いことにこの論文の内容は南 政次が初めて発表した仮説に見事に一致している。当時この仮説を議論した天文学者たちの多くは否定的な見解と片付けていた(火星の地殻の残留磁気が最も強い地域の上空に明突起が出現し、しかもその時強力な高速のCMEが火星を叩いていたことを誰もが知っていたにもかかわらずである)。』ということで、非常に正当で公平な評価だと感じます。件の論文は斜め読みしましたが、例のペリエ君やパーカーさん、ピーチ氏やイェシュケ氏(どう発音するのでしょう?)も連名のSanchez-Lavegaの2015年の論文を下敷きにしていますね;したがって、2003年の明突起現象や、私が指摘したHSTが捉えた明突起現象にも触れています。
南先生の眼視観測、仮説のpriorityがもっと明瞭に評価されてもよいとずっと思ってきていました。英語版CMO/ISMOのLtEにもこの書き込みを紹介されてはいかがでしょうか。
昨晩も、予報時期からだいぶズレましたが、エドムがよい位置だったので21時JSTから26時過ぎまで監視しました。残念ながら閃光現象は捉えられませんでした。点眼薬等で眼の具合が少しよくなってきたので、双眼装置にADC(大気分散コレクター)を併用して眼視でもしばらく観察しました。この地平高度ではADSは必須でしょうね、段違いの見え方です。但し眼は非常に疲れます。ペリエやピーチ(パーカーさんused
to do also)がやっているように、眼視のイムプレッションをデジタル撮像の設定、画像処理に反映させたいと思います。
本日は業界の所用で出張しますが、帰宅したら昨晩の画像チェック、そして晴れれば火星に向かいます。
また宜しくお願いいたします。
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差出人: Masatsugu Minami
件名: W JaeschkeのFBでの書き込み
前略、
Wayne JAESCHKEの私のFacebookへの書き込みは下の通りです。
ここにあるInteresting articleというのは
http://arxiv.org/abs/1603.05906 (Plasma observations during the Mars atmospheric "plume" event of March-April 2012)
だと思いますが、以下はWJ氏の感想です。
Wayne Jaeschke
24 May at
Interesting article on the Mars Plume occurrence from 2012. Interestingly,
their paper concurs with the initial theory of Masatsugu Minami. Many of
the astronomers I discussed the theory with, at the time, discredited the idea
(even though we knew that there was a strong, fast CME hitting Mars at the time
and the plume was over the area of the planet with its highest crustal
magnetism).
怱々Mn
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近内 令一 (石川町、福島県)
● ・・・題名:火星画像 Ak23May16
発信:
28 May 2016 at 17:39 JST
南、村上様
栃木の阿久津です。5月23日(宇都宮大学、40cmカセグレン)、の火星画像を添付します。
それではまた。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160523/Ak23May16.jpg
阿久津 富夫 (那須烏山市、栃木県)
● ・・・題名:マッキム、エリシウム西端地肌をダストと誤解
発信:
27 May 2016 at 00:24 JST
南政次先生、村上昌己課長、近内令一です。
あーあ、マッキムはCMOを全然読んでいませんね、エリシウム台地のwestern
flankの地肌が東風になびく蝋燭の炎のような形で非常に赤味が強く明るく見えることは、何年も前に私が指摘してペリエ君が確認したことで、南先生も幾度となく同地域を捉えた画像の解説で触れられていたことです。衝効果で著しく綺麗に目立っています。あほらしくて英語で指摘する気にもなれませんが、ペリエ君あたりが説明してくれるでしょう。
エリュシウム西端の蝋燭の炎形のピンクの明部についての記述は、CMO#396のS&P
LtEの拙LtE
06 March付け、及びペリエ君の返信
07 March付けにあります:
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmo/ISMO_LtE396.htm
また宜しくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島県)
● ・・・題名:エドム光らず
発信:
24 May 2016 at 22:27 JST
南 政次先生、村上昌己課長、近内令一です。
昨夜も(5月23日)晴れましたので20時過ぎから25時過ぎまで監視しました。結局閃光を捉えることはできませんでした。北西の風が強くて、前日にも増して激悪なシーイングで参りました。途中、撮像/画像処理の参考にしようと双眼装置にADS(大気分散コレクター)を併用して500倍でしばらく火星面の色合いを観察しました。地肌...たぶん少しヘイズがかかっているか?...はかなり鮮やかなサーモンピンク、像の周縁部の雲霧はほとんど純白ないしはごくわずかに暖色味、ただしバックに暗色模様がある部位ではごくわずかに青色味を感じました。ヘイズの抜けているワインカラーエリアの色調はこのシーイングでは残念ながらよくわかりませんでした。クセのある色調で悪名高いASI224MCですが、撮像ソフトのカラーバランスの設定で改善可能かもしれません。気前よく独自の設定を公開してくれるベテラン撮像家も多いので参考にさせてもらいます。
夜中前の撮像クールをスタックした画像を添付いたします。シーイングの悪さを想像していただけると思います。
転送いただいたシーハン先生とJim
BELLのEメールやり取りですが、BELLのコメントは見当はずれですね。『エドム付近の表面の鉱物学的組成が問題なのではなくて、物理学的特性すなわちツルツル平坦な岩盤の露頭のような地形に太陽光が反射して光ったのに違いない』というのはその通りだろうと思いますが、『MOCやMARCIが太陽を背にして撮った火星面の太陽直下点が強烈に輝く画像をもう何十年も見てきている』...というのは表面のレゴリスからの強烈な再帰反射の成せる業であって、鏡面反射ではない。鏡面反射なら一瞬だと思いますが、BELLの言うような"sub-solar(zero
phase angle) glint″は周回衛星の動きとともに火星面上で位置を移動させながらずっと見えていますから、まさしく再帰反射であって、完全に鏡面反射と混同していますね。
今日はベタ曇りなので早めに休みます。またよろしくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島県)
● ・・・題名:Mars
2016/05/23-Kumamori
発信:
24 May 2016 at 18:30 JST
南政次 様
永らく続いた晴れも終わりのようです。シーイングもちょっとずつ悪くなってきましたが、最悪のシーイングはなかったのでまずまずの写りとなりました。 同じような経度になってしまいました。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160523/Km23May16.jpg
熊森 照明 (堺市、大阪府)
● ・・・題名:火星 M160522
ishibashi
発信:
24 May 2016 at 09:23 JST
相模原、石橋です。
低空で、シーイングは今ひとつです。12h54mは少し甘ピンでした。
北極は小さいけど白っぽい靄があるように感じます。南極は広く靄があるようです。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160522/Is22May16.jpg
石橋 力 (相模原市、神奈川県)
● ・・・題名:Mars
2016/05/21&22-Kumamori
発信:
23 May 2016 at 20:43 JST
南政次 様
晴れが続いております。シーイングは相変わらず不安定ですが、そこそこも見えています。シャキッと感はなかなか難しいところですが、ここ数日、見た目で思っているよりはディティールが写っていると思います。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160521/Km21May16.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160522/Km22May16.jpg
熊森 照明 (堺市、大阪府)
● ・・・題名:閃光見えません
発信:
23 May 2016 at 18:07 JST
南 政次先生、村上昌己課長、近内令一です。
昨晩も晴れましたので南東の山の稜線から火星が顔を出した20h
JST過ぎからエドム岬あたりの監視を開始して、24h
過ぎまで粘りました。眼視では衝効果でギラギラと眩しい火星像が北西の風に煽られたグラグラ、メラメラのひどいシーイングで、眼視観測ならば...better
close dome and go to bed!のほとんどなにも描けないお手上げ状態でしたが、Webカメラのモニター像には風にはためく旗のように激しく揺れ動くものの、黒々と下向きパイプが見えて驚きです。結局モニター像監視中に閃光に気づくことはありませんでした。
ASI224MCカラー一発カメラにLフィルターをかけて1/200秒露出で30000フレームほど転送したクールの20%の選抜フレームをスタックして仮画像処理をしたものを添付いたします。階調、色調には改善の余地がありますので、カメラ及び画像処理の設定を試行錯誤いたします。火星の気象現象分析の王道:LRGB
or RGB,R,G,B,IRに早く手を染めたいのですがモノクロカメラの到着待ちです。
今日も晴れておりますので望遠鏡を冷やして待機しております。ピカリの予報の原理がいまいちよく理解できていないのですが、もう数日は注意してみようと思います。
またよろしくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島県)
● ・・・題名:火星画像 Ak12May16
Ak18May16 Ak19May16
発信:
22 May 2016 at 17:43 JST
南、村上様
栃木の阿久津です。5月12(宇都宮大学、40cmカセグレン)、18、19日の火星画像を添付します。自宅から火星は視界が悪く、南中後しか見えませんので、観測時間が限られます。気流はフラフラでセブ島の気流が夢のようですが、国内では仕方ありません。 ではまた。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160512/Ak12May16.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160518/Ak18May16.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160519/Ak19May16.jpg
阿久津 富夫 (那須烏山市、栃木県)
● ・・・題名:Mo21May_16
発信:
22 May 2016 at 15:48 JST
南 政次様
久しぶりに画像をお送りします。中々シーイングも安定しない天候ですが撮るのは撮っていて、少し余裕が出来てきたので、4月後半分から送ろうと思っております。まずは一番新しいものから送ります。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160521/Mo21May16.jpg
森田 行雄 (廿日市市、広島県)
● ・・・題名:火星画像
発信:
22 May 2016 at 12:38 JST
南 先生
5月20日の火星像です。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160520/Ns20May16.jpg
西田 昭徳 (あわら市、福井県)
● ・・・題名:はじめまして
発信:
22 May 2016 at 09:00 JST
南さま、はじめまして。
フェイスブック友達の浅田正さんより紹介を受けました。お近くに南さんの様な方がお住まいとは知りませんでしたし、OAAの現状もよく理解しておりません(昔は所属していましたが、、、)最近の私の火星写真を浅田さんが見ていて是非、南さんに送って欲しいとのことで突然メール差し上げた次第です。ご笑納ください。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160520/Og20May16.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160518/Og18May16.jpg
大杉 忠夫 (小松市, 石川県)
● ・・・題名:Mars
2016/05/20-Kumamori
発信:
21 May 2016 at 17:54 JST
南政次 様
北からの高気圧に覆われて良く晴れました。 ただ気流は北からの気流があまり良くなく、メラメラ気味でした。 それでも北極冠あたりはそこそこ写っていました。
よろしくお願いいたします。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160520/Km20May16.jpg
熊森 照明 (堺市、大阪府)
● ・・・題名:晴れ歌効きました
発信: 21 May 2016 at 14:01 JST
近内令一です。昨夜は11時半頃から火星がうっすらと雲を通して位置がわかり始め、眼視ではなにも見えないのにWebカメラのモニター像には暗色模様が明瞭に見えて、こりゃ勝負にならんわ、と魂消ました。そのまま26時まで撮像を続けました。雲の行き来が激しく、透明度は0〜3/5、シーイングは平均して3/10というところでした。モニターを注視し続けている間には、閃光と思われるものには気づきませんでした。後刻動画を精査したいと思います。
25時JST過ぎからOphirがかなり明るいのがモニター像でも目立つようになりましたが、ピカリとは言えない程度で、最近のCMO
imagers諸氏の画像にも見られるように、雲、もしくは衝効果による地肌の輝きかと感じました。しかしこの明瞭な明部がシンチレーションで揺さぶられると、輝点の明滅と捉える人もいるかもしれません。01時50分JSTの撮像クールを仮画像処理したものを添付いたします。処理の設定が甘く、アーティファクトもありますが、Ophirの明るい感じは出ていると思います。もう少し細部まで焙り出して階調を整えて後刻ご報告したいと思います。カメラはZWOのASI224MCです。
今晩の天気予報は絶望的です。またよろしくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島県)
● ・・・題名:Mars
2016/05/18-Kumamori
発信:
19 May 2016 at 17:01 JST
南政次 様
またまた良シーイングになりました。 ただ、期待度も大きかったので、もっディティールが出て欲しい、 と、思ったのですが、私のC14の限界でしょうか。 ともかく良く写りました。
よろしくお願いいたします
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160518/Km18May16.jpg
熊森 照明 (堺市、大阪府)
● ・・・題名:火星 M160518
ishibashi
発信: 19 May 2016 at 10:50 JST
相模原、石橋です。
低空で、ピントを外すとさらさら気流が流れていました。南極付近は靄(雲?)が目立ちます。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160518/Is18May16.jpg
石橋 力 (相模原市、神奈川県)
● ・・・題名:5月15日の火星
発信:
18 May 2016 at 07:47 JST
南 様:
5月8日からハワイでの火星の撮像を再開しました。ただ天気が悪くてようやく15日に撮像ができました。シーイングが悪かったので、これが精一杯でした。G画像も入れてみました。
ご報告まで。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/160515/As15May16.jpg
浅田 正 (宗像市、福岡県)
●
・・・題名:眼不調
発信:
15 May 2016 at 23:28 JST
近内令一です。大変ご無沙汰しておりまして申し訳ありません。しばらく前から両眼の調子が悪く(車の運転中に気付きました)、白内障の疑いがありそうなので精密検査を受けるようにいわれております。体調も過労であまりよくありませんが、業界の役員で率先して熊本の地震被災地に応援に駆けつける話が進んでおります。先のこちらの大地震、放射能騒ぎのときには九州の歯科医師の先生方にも被災地で大変お世話になった恩返しをぜひともしなければならず、私も志願したのですが年寄りは無理するなと却下され、まことに情けなく、また先のある若い役員の先生方が余震の続く被災地に赴かれることも心配です。
ということで、シーイングが平均して激悪なこともありますが、火星の様子は眼視でほとんど見分けられません。ついに意を決してデジタル撮像に本格的に切り替えることにいたしました。先月阿久津富夫君に出張実習講習をお願いして、基本的なコツのアドヴァイスをいただきました。もともと眼視と写真を同時にやっていた二重人格なので何とかなるだろうと思っております。RGB,R,G,B,IRの正統派路線を目指しますが、注文したモノクロカメラがまだ届いておりません。当面、出張の合間を縫って、カラーカメラで修練するつもりです。 写メを添付いたしますが、撮像系は熊森照明氏のシステムを参考にできるだけコンパクトにまとめました。大気分散コレクターも独自に自由回転できるようジャンクボックスのリング沼から拾い上げた部品ででっち上げました。
試し撮りの月面画像も添付いたします。青空の残る夕刻のIRでの撮像でシーイングは3/10くらいです。このところ、火星が見える時間になると気温が下がり、風も強くなって1〜2/10という酷い視相になるようです。当地だけでしょうか。 近々に、一発カラーですが、火星の画像をお送りできたらと思います
また宜しくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島県)