CMO #426 (25 September 2014) 和文お便りLtE Now

前号の和文LtE

最新のemailが上に來ています。


      ・・・帰国しました

発信 25 August 2014 at 18:13 JST

 

南 政 次さま

すべての日程を終えて無事土曜日に帰国しました。

キラウエア火山ハレマウマウ火口の雄大さに感動し、HVO(ハワイ火山観測所)を訪問し、元火山観測所長ドナルド・スワンソン博士の講義を聴き、ラバーチューブから溶岩樹、チェーンクレーターロードを南下。
翌日もキラウエアに向かい、イキクレーター、カラパナ溶岩ウォークとひたすらトレイル。

そしていよいよマウナケア山へ。
途中オニヅカセンター(マウナケアビジターセンター)で高山に躰を馴らしてから4205mまで。

林左絵子氏から説明を受けながらすばる望遠鏡の見学。一旦オニヅカへ降りて日没を見るため再び山頂へ。
すばるとケック天文台の並ぶところに雄大な日没を見ることができました。

そのあとはかつて見たことのないほど濃い銀河と星座。頚が痛くなるほど高度の高いさそり座にハワイを感じました。
写真も撮ったのですが、旅行用の小さな三脚で地に這いつくばりながら、しかも眼鏡をかけていなかったためファインダーに星を入れるのがやっと。ピントの甘いイルミネーションのような写真になってしまいました。笑ってください。それでもしっかり銀河が写っています。

その後は海岸線に出て、黒砂海岸(火山性の真っ黒な結晶の砂です)にウミガメを見たり、サウスポイント(アメリカ合衆国最南端)からグリーンサンドビーチまで5km以上のトレイル。途中いくつかの湾に鮮やかな抹茶色の砂の溜まるところを確認。溶岩によって吹き上げられた地球深部のマグマに存在するカンラン石の結晶です。これはもう目を見張るほど美しい砂なのです。場所ごとに(こっそり)採取したサンプルを見ると黒砂(ガラス質)白砂(珊瑚に由来する)との混合の違いが少しずつ違います。

日本の火山と違って稜線がなだらかな楯状火山で、そのまま海へなだれ込んでいる溶岩の道を辿り(運が良ければ溶岩が流れ落ちる現場を見られるというのですが)溶岩に飲み込まれたファラライという場所を海まで歩きました。

ごつごつした溶岩の中から火山噴出物の「ペレの毛」や「ペレの涙」やレティキュライトを採集。

とにかく靴を一足履きつぶすほど歩きました。最後はコナに出て夕日を見て最後の夜を過ごし、翌朝5時に起きハワイ島をあとにするという最後まで強行軍でした。

まだどことなく頭がほにゃららしていますので、文もまとまらずすみません。また細かいお話は後ほど。

ホノルルから八時間のエコノミー(デルタ航空)は疲れます。話題のディズニーアニメーション"Frozen"など観たりしていました。すばるでいただいたパンフと絵はがきをお送りしました。

俳句頭はどこかへすっとびました。今週中に送らなければならないのがあるのですが

常間地 ひとみ (横浜市、神奈川県)

 

 

 

      ・・・火星像(31 July)

発信 4 August 2014 at 19:37 JST

 

南 先生
7月31日の火星像をお送りします。
オリジナル像を1.2倍拡大にしました
  http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/140731/Ns31July14.jpg


西田 昭徳 (あわら市、福井県)


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