CMO #420 (25 March
2014)用 和文お便りLtE Now
最新のemailが上に來ています。
●・・・・・Re: Fw: FW: neuronal nonlinearity article
発信: 24 February 2014 at
13:13 JST
拝復:
転送有難うございました。添付の論文昼食摂りながら読了いたしました。私の専門と少々重なる分野なので面白く読みました。Referencesには読んだことのある論文が沢山出ていて懐かしく感じました。Human sennsationについては前前世紀の Weber–Fechner law 以来non-linearityが合目的特質の一つであることが知られていますから驚きもしませんが、この研究の実験デザインはエレガントで考察も論理に飛躍、破たんが少なく、感心しました。
つくづく感じるのは、デジタル撮像/画像処理システムと、人間の視覚システムは実に好く似ているということです。この論文の結論、考察はそのままデジタル撮像/画像処理システムに当てはまります。
火星の暗色模様部に比べて明るい部分の詳細が捉え難いことが この論文から説明できるかもしれない、というシーハン先生の見解には大賛成はできません。火星面模様の空間周波数分布を十分考慮に入れて議論する必要があると思います。定量的な検証はまだしていませんが、火星面の明るい部分はもともとノッペラッボウというか際立った詳細に富んでいないというのが大きな理由の一つではないかと考えています。ワルハッラの問題などもこれと関わってくるでしょう。
今朝は雲間の火星が今シーズン初めてまともなシーイングで美しい火星像を楽しみ、スケッチを一葉得ました。
シーハン氏巻頭エッセイ訳を進めておりますが、少々遅れるかもしれません(役所絡みの仕事で時間が喰われます)、申し訳ありません。
また宜しくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島)
●・・・・・ A color drawing of Mars
発信:14 February 2014 at 22:25
JST
火星カラースケッチ 2月12日
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/140212/Kn12Feb14.jpg
近内 令一 (石川町、福島)
●・・・・・パーカー氏画像
発信: 14 February 2014 at
23:56 JST
南 政次先生、近内令一です。
パーカー氏の2月12日の画像も綺麗ですね。"Syrtis Blue
Cloud"が出たのでハラハラしますが。英文LtEの、すぐ下の同氏の木星画像のコメントを見ると、C-14は結露はきついが好う働きまっせ、ということでニュートンの高い接眼部にはもう取り付きたくないということでしょうか。CMOS素子のカメラでフィルター取り分け構成も火星と木星と一緒、恐らく画像処理法も根本的に同じでしょうか。前にも書きましたが、このパーカー氏の新しいシステムでは木星の画像は私はなんとなくfuzzyに感じるのですが、これで火星は感じの好い階調、模様の輪郭に仕上がるということでしょうか。良好な強力な屈折機で良シーイング時に過剰倍率を掛けて火星を覗いたような、破綻のない綺麗なボケ味、といった感じに見えます。
画像処理の悪影響が出やすい画像周縁部一割の"critical zone"を除けば、大きなスケールの重要な気象現象をこの視直径からチェックできるというのは凄いですね。たとえばパーカー氏も2月12日の画像のコメントで触れていますが、この季節、Aeriaというか大シュルティスの西隣りにはほぼ連日大きな環状の白雲が午後に出現しますが(赤道帯霧の一環でしょうか)、12日のB光画像にちゃんと出ているようですね。
太陽の火心黄経90度ということでヘッラスがそろそろ凍るか、ペリエ君の注目したヘッラスの逸流白雲 (先週のMRO破れ提灯では既に見えています)が画像に写るかという時期ですが、ヘッラスやNPCの緯度は画像周縁部の画像処理の影響が効いてやや判別が苦しいように感じます。φも効いてくるのでNPC内の精査も年々厳しくなっていくのでしょうか。Chasma Borealeなどは開口部がこちらを向いてないと写らないかもしれないですね(パーカー氏の12日のR光画像には出掛かっているように思えます)。視直径が増すと画像処理の悪影響は指数関数的に減っていくようなので、もうすぐ大事な画像周縁部もスカッと信頼度の高い画像がどんどん届くと期待しておりますが。
また宜しくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島)
●・・・・・ Re: 'Hurricane on Mars'
発信: 13 February 2014 at
15:30 JST
拝復:
Jim MELKA氏のEメール転送ありがとうございます。Mike
HOOD氏の合成カラー画像一発では訳が判りませんですね。そのあたりの地肌の色のようにも見えますが。
同日の画像を探すと、ほぼ3時間前のBrian COMBS氏のカラー合成画像がSAFのギャラリーにありますが、地肌色で目もなにも見えませんですね。破れ提灯にもその日あたりはそのあたり快晴のようですね。
北極域サイクロンについては私はペリエ君と少々意見が異なって、広い意味で低気圧といってよい機序の産物と思っていますが、MELKA氏の地球ならハリケーンの形容はどんなもんでしょうか??
また宜しくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島)
●・・・・・ 透明度抜群なれど
発信: 13 February 2014 at
05:38 JST
近内令一です。
今朝は氷点下八度、透明度抜群で東の山の稜線に豪華な夏の銀河が暗黒帯も鮮やかに彩色でせり上がり横綱の土俵入りさながらです。
しかし火星は格段に大きく明るくなってきたものの、視相激悪は相変わらずで東隣りの土星とともに肉眼でしばしば瞬いており、望遠鏡ではごく大まかな模様しか見分けられません。視直径も10秒を越えようかというところですが、スケッチ径を上げようか迷うほどです。
また宜しくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島)
●・・・・・ Mo10Feb_14
発信: 12 February 2014 at
00:48 JST
10日の画像をお送りします。当日は風が強く半分諦めていましたが、眼視でも余り崩れがなく、表面の雲が割りと良く見えていました。雲が速い動きで通過して行き、撮っている最中でも曇ってなかなか撮りづらかったのですが、処理して見るとまずまずの像でした。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/140210/Mo10Feb14.jpg
森田 行雄 (廿日市市、広島)
●・・・・・ RE: PELLIER
発信: 11 February 2014 at
09:20 JST
南 様:e-Book を覗いてみました。フランス語は読めないのですが、惑星撮影のテクニックを書いているようです。#6と#7だけ 1ページずつしかありませんが。
ご報告まで。
浅田 正 (宗像、福岡)
(註)ペリエ氏のe-Bookとは
http://www.facebook.com/l/cAQG3BLBW/www.planetary-astronomy-and-imaging.com/astrophotographie-planetaire-extrait/
に紹介されているものです。(Mn)
●・・・・・ RE: PELLIER
発信: 10 February 2014 at
18:43 JST
南 様:こちらこそ、ご無沙汰しています。
PellierさんのFacebook私も見ました。多分、Webサーバーを立ち上げているのだと思います。その中にブログの機能もあるのではないかと想像しています。e-Bookの中を見てから、またご連絡します。
先週の水曜日に太陽光発電のパネルを設置しました。我が家もエコな生活に突入です。発電量が十分なら売電の収入で設備の月賦はまかなえるはずで、昼の電気代がタダになるはずですが、どうなることやら。
その影響が2つあります。電力の消費がリアルタイムで見れるので、不要な電気器具のスイッチをこまめに切るようになりました。また電車の窓から太陽光パネルを設置してある家を探しては、枚数を数える癖がつきました。
浅田 正 (宗像、福岡)
●・・・・・ RE: PELLIER
発信: 10 February 2014 at
09:48 JST
南 政次先生、近内令一です。EメールCcing有難うございました。
新年のあいさつをやり取りしたときにペリエ君は「いまフランス語で惑星の本を書いていて恐ろしく忙しい」といっていました。有料のe-book(PDF)で、このシステム自体がポピュラーでないので読んでもらえるかどうか心配とのことでした。フランス語は苦手なので英語版は出さないのかと聞いたら、英語は苦手なので、英語版が出るのは次の火星接近期の頃だろう、とのことでした。英語版ができたら私にはプレゼントしてくれるそうです。
このところのドカ雪で、朝晩の雪掃きで疲労困憊です。ドームも雪に埋もれかかっております。
「夜毎」がアップされないのでお体の調子が、と心配しておりましたが、お元気そうな文面を拝見して少々安心いたしました。どうぞご自愛ください。
また宜しくお願いいたします。
近内 令一 (石川町、福島)
●・・・・・ 次号Repo用名簿/Mk
発信: 8 February 2014 at 18:06
JST
南 政次 様 前略失礼します。
次号Repo用名簿を添付いたします。和文にはマクラを付けてあります。ご覧ください。
今日は横浜の自宅にいます。報道のように、雪は午後から風が強くなって吹雪模様です。
朝から3回雪掻きをしました。積雪は15pほどです。これからまだ降るようですが、雪掻きスコップが壊れてしまって明日の雪掻きが出来なくなってしまいました。自宅近くの相鉄線・小田急江ノ島線は、全線運休となってしまいました。
見直し不十分ですが、停電しているところもあるので、早めに送信してしまいます。
それではまた、草々
村上昌己 (横浜市、神奈川)
●・・・・・ Mo31Jan_14
発信: 3 February 2014 at 01:27
JST
23、24、31 Jan をお送りします。時々、Seeingの少し良い時があり、何とか撮っています。晴れていても中々良い時がありません。高気圧のすぎたあたりが一番の好Seeingに恵まれます。何とかオーストラリアに負けないぐらいの画像を撮りたいものです。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/140131/Mo31Jan14.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/140124/Mo24Jan14.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/140123/Mo23Jan14.jpg
また、2007年に撮った画像を再処理して見ました。かなり処理能力が良くなっていると思います。
森田 行雄 (廿日市市、広島)