CMO #417 (25 December 2013) 和文お便りLtE Now

前号の和文LtE

最新のemailが上に來ています。


・・・・・Re: #416拝読

発信 29 November 2013 at 19:15 JST

 

拝復:
先日はEメールご返信有難うございました。CMO/ISMO編集、福井市自然史博物館紀要執筆とハードスケジュールが重なって心身ともに相当にお疲れ気味と拝察申し上げ、大変に心配です。また日本語版#416の『夜毎餘言』読ませていただきまして、車の運転を試みられたとのこと。現状で福井市の天文台に観測に車で向かわれるなどは余りにも無茶なので、ぜひともお止めくださるようお願い申し上げます。奥様のお怒りは真にごもっともであります。

Baltia
付近のNorth Polar Cycloneにつきましては#412CMO/ISMOノートでペリエ君が触れましたし、一回り前のCMOでの観測については#416巻頭論攷で南先生がかなり詳細な概観をレポートされましたので、私の方では来年きっちりチェックして(自分の眼視観測も含めて)、観測シーズン後にNoteとしてまとめようかと考えておりました。節分けのopening essayとなるほどには内容を吟味できておりません。先の和文LtEに載せていただいた程度の内容ならば年末くらいまでに英文書けるかとは思います。

ESA
Mars Expressの軌道監視デジカメVMCVisual Monitoring Camera)の画像は下記で閲覧できると思います:
http://www.flickr.com/photos/esa_marswebcam/sets/
North Polar Cyclone
は1頁目の2012年6月のあたりの画像に多数見えています。また過日LtEでご紹介したElectrisEridaniaの高高度雲は4頁目の2008829日の画像に出ています。VMCの画像のリリースは気紛れで、フリッカーへのアクセスもしばしば不調になりますが、予期せぬ画角で面白い画像が時々ドカンと出てくるのでいつも期待して待っております。

また宜しくお願いいたします。

 

 近内 令一 (石川町、福島)

 

 ・・・・・木星画像 20131125

発信 29 November 2013 at 06:02 JST

 

 

木星画像 J131125

 


 


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・#416拝読

発信 26 November 2013 at 23:07 JST

 

 南 政次先生、近内令一です。大変ご無沙汰しておりまして申し訳ありません。このところ過労で体調を崩しておりますが、CMO/ISMOはできるだけ読むように心がけております。CMOから離れれば火星心があっという間に希薄になってしまうことは目に見えておりますので。

 

 体調は戻りつつありますので、眼視観測ほどなく開始したいと思います。

 

 #416巻頭論攷非常に興味深く拝読しました。私自身も、火星の北半球の盛夏に観測されるこのNorth Polar Cycloneに興味を持って、昨年の暮れから今年の前半にかけてCMOのバックナンバーや70年代のヴァイキング1号周回機以来の画像や情報を系統的に調べておりましたので、一回り前の同様季節のCMOの観測による論攷をまとめて読むことができて非常に勉強になります。

 

 私の理解した(と思っているだけですが)ところでは、このNorth Polar Cycloneは、火星の年ごとに若干の変動があるようですが、λ=110140Lsの時期に殆ど毎日のように朝方(おそらく夜明け前の夜間)にほぼ同じ場所に出現し、しばしばダブル(二つ並んだ目玉のように)で現れ、殆ど氷晶雲でdustの要素は少なく、地方時の午後には衰退崩壊して痕跡のみになるようです。Mars Express VMCの捉えた2012年接近期での見事な二つ目玉の画像の例を添付いたします。

 

 

 

 

また以前にこのcycloneの午後の痕跡が破れ提灯に写っているものをまとめたアレンジがありますのでここに添付いたします(本年630日付けの南先生宛てEメールに添付したのと同じ画像です)。朝方の顕著な双子目玉から、破れ提灯の画像のような切れ切れの痕跡になってしまうのをみると、私はつい、ルイスキャロルの不思議の国のアリスのCheshire Catが樹上で消え行く際に残す“a grin without a cat”(猫のない笑い)を想い出してしまいます。切れ切れの環状の白雲片は、明け方同じ場所に太ったチェシャ猫ならぬ濃密な目玉付きcycloneがあったことを物語る訳です。ペリエ君に“an eye without a cyclone” a la Alice in Wonderlandと説明しましたが、あまり受けませんでしたですね。

 


 


 

 λ=090Lsの頃には同じあたり(Chasma Borealeの出口の南接領域)に毎シーズン紛らわしい渦状の明るい構造が出現して(VO-1オービターのもそうであったか?)、近年ではDPkDPcクラスの画像にも捉えられていますが、R,G,Bのコンポーネント画像を比較するとこれらは白雲というよりはpolar dustの類のように見受けられます。

 

 さらに一片ここに添付いたします画像は、12 June 2012DPkの画像を、同日の破れ提灯と、同日のMEX VMCの画像と並べて比較したものです。Hyperboreus Lacusに南接する渦状小円形のdustと、その西方のpolar cycloneDPkは捉えているように思えます。2011/12 ISMO Mars Galleryに載っているDPkのこの画像のG componentには欠け際近くでcycloneの目が写っているようにも見えますが如何でしょうか。

 


 


 2012ISMOギャラリーやSAFのギャラリーには朝方の目玉付きNorht Polar Cycloneや、午後の痕跡を捉えている画像があるようにも思いますが確実ではありません。今接近期は1999年同様格段に条件が好いので、我がCMOの巨砲たちは苦も無くそれらを画像に捕まえることでしょう。あわよくば私も眼視でこれをキャッチしたいものです(昨接近期には5月末の拙スケッチに出ているようにも思えますが、当時念頭には全くなく、備考記録も皆無で寂しい限りです)。

 

 血圧が上がってきたのでそろそろ切り上げます。

 

 日増しに寒さがつのっております。体調を崩されぬようどうぞご自愛ください。奥様にも宜しくお伝えください。

 

 またよろしくご指導のほどお願い申し上げます。

 

近内 令一 (石川町、福島)

 

 

・・・・木星画像20131114, 16, 23

発信 24 November 2013 at 11:19 JST

 

 

木星画像 J131114 


 


 

 

木星画像 J131116 


 


 

木星画像 J131123


 


 

阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

 

 

・・・・・木星20131117

発信 19 November 2013 at 02:21 JST

 

木星画像 J131117

気流が少し安定し、細部が見えてきました。

 

 


 


 

阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

 

・・・・Mo 04, 05, 07Nov_13

発信 19 November 2013 at 01:53 JST

 

4, 5, 7日の画像をお送りします。次第に冬型が強くなり、Seeingが安定しなくなってきました。

 

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/131104/Mo04Nov13.jpg

 http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/131105/Mo05Nov13.jpg

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/131107/Mo07Nov13.jpg

 

森田 行雄 (廿日市, 広島)

 

 

 

・・・・火星画像 Ak17Nov13

発信 19 November 2013 at 01:48 JST

 

ご無沙汰しています。

セブでは台風が去ってから、雲がなくなり、少しずつ晴れるようになりました。

火星画像を添付します。

 http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/131117/Ak17Nov13.jpg

像は揺れていましたが、何とか使えそうです。

 

ついでにアイソン彗星も添付します。

 

 

 

阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

 

・・・・木星2013119

発信 10 November 2013 at 23:00 JST

 

木星画像 J131109

 

台風通過後、最高の透明度での画像です。GRS付近ですが、大きな変化はありません。NEBは大変複雑な模様、北側に見えるWZSは南が全体が黒く楕円状、北側が明るい。

 


 


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・1999Apr

発信 10 November 2013 at 23:00 JST

 

2529Apr1999の画像を集めて見ました。中には重複したものや、ωの違っていたものがあり、計算し直して入れてあります。多分これで大丈夫と思われます。フジカラーのASA100のネガカラーを使用しています。PL7.5mmのアイピース使用

 

 後は30, 31 Oct 2013をお送りします。11月は4,5,7日と撮っていますが今から合成です。

 

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/131030/Mo30Oct13.jpg

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/131031/Mo31Oct13.jpg

 

森田 行雄 (廿日市, 広島)

 

 

・・・・・Re: 台風

発信 10 November 2013 at 12:11 JST

 

阿久津です

 

今回のフィリピン直撃の台風の被害は私の周りで大きな被害はありませんでした。

セブ島北部は被害は大きかったようで、レイテ島では高潮のため多数の死者が出た模様です。

 

阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・Re: お伺い

発信 4 November 2013 at 16:13 JST

 

メール有難うございます。お伺いの27Apr1999 ω=336°の画像がありましたのでお送りします。今のところ、jpeg画像しか見当たらないのでこれをお送りします。元画像があれば、それを処理してと思っていますが、今のところ見当たりません。

フロッピーディスクに記録していますが、中には読めないものもあって苦労します。

 

 新画像は、27,28,29,30,31と撮っていて、2729日のものをお送りします。カラーの色が悪いのですが、なかなか上手くいきません。

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/131027/Mo27Oct13.jpg

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/131028/Mo28Oct13.jpg

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2013/131029/Mo29Oct13.jpg

 

森田 行雄 (廿日市, 広島)


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