CMO #395 (25 March 2012)用 和文お便りLtE
最新のemailが上に來ています。
●・・・・・題名:
Mars 2012/02/27-Kumamori
送信日時:
Tue 02/28/2012 20:27 JST
南政次 様
二日続けて晴れました。
昨夜より天候もシーイングも僅かですが良くなりました。
それほど良くない気流でしたが、画像処理をすると、
そこそこのディティールが出てきました。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120227/Km27Feb12.jpg
よろしくお願いいたします。(英文LtEにも掲載-Ed)
熊森 照明
●・・・・・題名:Mars
2012/02/26-Kumamori
送信日時:Mon
27 Feb 2012 16:28 JST
南政次 様
不安定な天気が続いています。
夜半近くになって晴れましたが、シーイングは
あまり良くありません。
北極冠が急に小さくなってきました。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120226/Km26Feb12.jpg
よろしくお願いいたします。(英文LtEにも掲載-Ed)
熊森 照明
●・・・・・題名:
火星画廊見処解説
送信日時:
Sun 02/26/2012 23:18 JST
南 政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。
CMO/ISMO
Gallery Watching堪りませんね。これを見ながら
一晩中酒を呑んでられますね。というより素面で見るのがも
ったいないほど面白い!
PCのリンク機能を最高に活用した画
期的な現場教育システムですね。世界中の沢山の人に見てほ
しいと思います。
当地では晴れの予報にもかかわらず、雪霞気味の空に現在
火星が4等星くらいに辛うじて肉眼で見えています。OMがCM
を過ぎてOCが出てきている頃でしょうか。PhA的にはN-line
前ならもうNxOが見える可能性があるでしょうか…こう書く
と所謂“略号地獄”(Abbreviating
Inferno)でオタッキーで
家内とかには『なに、その楽屋落ちは!?』と揶揄されそうで
す。
試作ペンタミラー等無事到着したとのことで安心しました。
良像が得られることを期待いたします。
また宜しくお願いいたします。
近内
令一
●・・・・・題名:
晴れ歌効かず
送信日時:
Sat 02/25/2012 17:40 JST
南 政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。
今朝の英文LtEでは寝ぼけていて火山を取り違えた上に署名
も忘れて大変失礼いたしました。
先日“晴れ歌”として自分でもカラオケでよく唄うグレ
ン.キャンベルの“恋はフェニックス”By
the Time I Get
to
Phoenixを選びました。別れの切ない歌詞と裏腹に大草
原を吹き渡る柔らかい風のように爽やかな曲調はいかにも
晴れ空を呼びそうなので。昨日は夕刻まで穏やかに晴れて
いましてドームを解放して待機し、この曲を繰り返し聞い
ておりました。20時過ぎからベタ曇りとなり、英文LtE差
し上げた25時には雨が降り出してドームを閉め、ほどなく
大雪となり、隣の居酒屋で寝酒にホットカクテルの定番
Hot
Buttered Rum Cow(ラム酒と熱い牛乳とバターと砂糖
とシナモン:風邪にも効きます)を呷って休みました。も
う何曲か晴れ歌の候補を探して試す必要がありますね。
試作したペンタミラー今日明日中に発送いたします。ミ
ラーの厚みが4㎜、固定に使った両面テープの厚みが1㎜
で、ミラー2面で合わせて光路長が1cmほど減るはずです。
先にお送りした1.6倍のエクステンダーと組んで4~600倍
になりそうなアメリカンサイズのアイピースも何本か同梱
いたしますのでお試しください。
また宜しくお願いいたします。
近内
令一
●・・・・・題名:
東進霜張り亀
送信日時:
Fri 02/24/2012 01:04 JST
南
政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。
流石CMO
Imagers四天王の一人DPc氏の22FebのRGB画像には霜
張り亀の胴体Argyreが明瞭に出ているようですね。頭の
GalleクレーターはR画像に微かに見えるような気もしますが
微妙なところです。
現在生暖かい風が吹いていて、流れの速い雲間から火星が
見え隠れしますが、肉眼でも瞬いており、模様は殆ど見えま
せん。
また宜しくお願いいたします。
近内
令一
●・・・・・題名:
同誤異曲!?
送信日時:
Thu 02/23/2012 21:42 JST
南 政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。
ただ今マッキム氏のペリエへの返信のCcing読みました。悪気
は無いのでしょうが彼らでも”Syrtis
Blue Cloud”を未だ平
気で使うのですね。“Blue
Clearing”と同誤異曲(私の造語)
なのに。“Bluish
Optical Tint of Peripheral Mist/Cloud
Standing
Out Against the Dark Background of Syrtis
Major”では長過ぎてabbreませんね。“P-Mist
Bluish Over
Syrtis
Major”でもまだwordyですね。
“蒼い”のと“蒼く見える”のは違うんだぞ、ということで、
やはり南先生がいつも使っておられる“Bluish
Syrtis Major”
がドンピシャでしょうか。“You
are still green to say
blue,
ha, ha…”…『お若いの、蒼いと抜かすとは未だケツが
蒼いのう、ふぉっ、ふぉっ…』とか言ってやりたいですね。あ、
白人には蒙古斑はありませんか(笑)。
またLtEいたします。
近内
令一
●・・・・・題名:
Mars Gallery's flourishing every day with a profusion of images and drawings!
送信日時:
Wed 02/22/2012 21:59 JST
南
政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。
Mars
Galleryは毎日百花繚乱賑わっていて壮観ですね。
Imagersの方たちも少しずつ自己主張(?)のメモを添えら
れるようになってきて喜ばしいことです。DPk氏も回顧エ
ッセイに書いておられましたがPlanetary
imagersも同
sketchersも自己顕示欲の本能のままに詳細と見映えだけ
を追い求める人種がほとんどですからモチベーションを
維持するのは容易でないでしょう。彼ら/彼女らがレゾン
デートルをほぼリアルタイムで(!)認識し続けられる唯一
の場がCMO/ISMOですから、まあ極楽みたいなところです
ね。観測には鬼のように厳しく、人には仏のように優し
いお方が取り仕切っておられる稀有の結界でいつまでも
楽しく修行したいものです。
さて、2月22日付けのLtEにDTy氏が面白いことを書い
てますね:『20日の火星画像をいそいそとIR
sG Bでカ
ラー合成していて、01:24GMTに最後に撮ったセットに移
って正統RGB法で少しキツ目に処理したら魂消たことに
頭のてっぺんの左寄りに黄色い“トサカ(波頭?)”をこ
れ見よがしに載っけた火星画像ができた。添付の2005年
の画像と比較すると間違いなくそのあたりの模様が少々
隠されているようだ。ふと思ったのだけど、早い時間の
IR優勢の画像ではこの薄いダストを“透徹スッポ抜け”
ないしは“無視”してしまったのだろうか?要注目。』
……とのことです。RGBの各コンポーネントがないので
いまいち判りませんが、そういうこともあるのでしょう
か?このRGB画像ではM.
Acidaliumの西北部でIaxartesか
らBaltia、 M. Boreumにかけての一帯も黄色というか
黄緑色味に感じますね。またAurorae
S.からM.
Erythraeumの西半分にかけてはワインカラーのようにも
感じます。適切な波長撮り分けをして、適正なバランス
でRGB合成をすれば、熟練眼視観測者が総合光で見分け
るように、カラー画像上でデリケートな大気の状態…晴
れ上がり部分や、初期や短命の薄い(水蒸気を含んだ?)
ダストの分布が判定できるとすれば興味深いことです。
各波長のコンポーネント像の比較観察とはまた別の次元
のperceptionということになり得るのでしょうか?
21
FebのJPp氏のRGB画像でもDeucalionis
R.~Noachisのト
サカ(?)あたりに少々、またM.
Acidaliumの西北隣接部
にかなり顕著に黄緑色を感じます(NPCから緑膿菌の膿が
排膿しているような感じです!)。
ペリエの今期初画像のRGBは輪帯ゴーストが出てはい
ますが好い感じですね。暗色模様や砂漠、朝方のミスト
の顕著さとその色合いなど、私が12吋SCTで実視してい
る感じにかなり近いです。赤外、菫色、菫外のコンポー
ネント像も貴重です。
今夜は現在曇り、夜半から雨が朝まで続く予報なので
久し振りに酒を呑もうかと思います。隣の居酒屋からは
“北氷洋の鯨入荷!…刺身、ステーキ、唐揚げ絶品。カ
ウンターで若年有閑美女待つ!”のメールが入っていま
す。鯨には惹かれます。後半の誘いは有閑はともかく、
その前後の形容はhighly
relative as well as
subjectiveなので当てになりません。
また宜しくお願いいたします。
良好天気!
近内
令一
●・・・・・題名:
Mars Drawings 19 and 20 Feb 12
送信日時:
Tue 02/21/2012 22:56 JST
南先生
村上様
CMO
No.394ありがとうございました。
2月19日と20日のスケッチ合計4枚を送付します。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120220/Kz20Feb12.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120219/Kz19Feb12.jpg
せっかくシーイングが好くなって像が安定してきましたが、東京は今晩からまたしば
らく天気が悪いようで、観測に穴が空いてしまいそうです。
引き続き、ご指導お願いします。(英文LtEにも掲載-Ed)
神崎
一郎
●・・・・・題名:
Mars 2012/02/20-Kumamori
送信日時:
Tue 02/21/2012 20:38 JST
南政次 様
一日中良い天気で、穏やかに晴れていたのですが、 夜になって火星時間には薄曇りになってしまいました。シーイングも昨夜より落ちてしまいました。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120220/Km20Feb12.jpg
よろしくお願いいたします。(英文LtEにも掲載-Ed)
熊森 照明
●・・・・・題名:
ありがとうございました。
送信日時:
Tue 02/21/2012 18:26 JST
前略
南先生
最終稿、拝見しました。お疲れ様でした。
フランシスもとても喜んでいました。
レイアウトもいいですね。
ペーパー版、楽しみにしています。
ムードンは確かに、中島さんがおっしゃるようにムードンの方が原音に近いですね。ムの部分が強めに発音されるので、日本語の長音ほどではないですが、少し長目に聞こえます。フランス語は(日本人にとって)曖昧な母音が多いし、発音体系もぜんぜん違うので、カタカナで表記するのは難しいですね。せめて母音だけでも共通だと、少しは楽なのですが。
おまけに発音とつづりが一致しないので、相手がフランス人の場合、日本語の発音を教えるのも難しいものです。ドイツ人やポーランド人など、基本ローマ字読み(つづりと音が一致)の言葉を話す人たちだと、ローマ字表記(あるいは彼らの言葉の発音にそった表記)をつけた五十音表を見せるだけで、すんなり発音してもらえたりするんですが・・・
話がずれたのでこの辺で。
またいつか奥様共々、フランスにもお越しください。
かしこ
オジェ洋子
●・・・・・題名:
つけたし
送信日時:
Tue 02/21/2012 05:28 JST
そうそう、大事なことを書き忘れていました。
昨夜、フランシスに同行してジュヴィジーの天文台に行き、南先生もメールの中で触れられていたシーハンさんご夫婦にお会いしました。おふたりともいかにもアメリカ人らしい、気さくでユーモアのある方で、おかげさまで門外漢の私も楽しく時を過ごせました。(私の英語はあいかわらずメロメロでしたが・・・)
観測前、ご夫妻を庭にご案内し、フラマリオン夫妻の墓や、メキシコ皇帝(?)から送られた木などをお見せしました。その後、近くのモロッコレストランで夕食をとり、観測に入りましたが、多少のハプニングはあったものの、金星、木星、火星を観測することができ、帰りも無事、パリ行きの電車に間に合ったそうで、ひとまずほっとしました。
ジュヴィジーの望遠鏡は修復後、まだ日が浅いので、フランシス自身、把握し切れていない面もあったようで、すべてがスムーズにいったとは言いかねますが、幸い観測中に起きた問題は速やかに解決したので、この望遠鏡特有の難しさや癖などをわかっていただけた分、かえってよかったのではないかと思います。(これはあくまでも私の感想ですが・・・)
それではまた。
日本も今年は寒さが厳しいようですが、奥様共々、ご自愛くださいませ。
Yoko OGER
●・・・・・題名:
CMO/ISMO#394拝受
送信日時:
Mon 02/20/2012 22:13 JST
南 政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。
メール有難うございました。夕方のメール便にてCMO/ISMO
♯394拝受しております。但し待ち切れず、本日昼食外食中
に家内のiPhoneでPDFを読了しております。Francis
OGER氏
の巻頭エッセイ面白いですね。家内が美術館巡りで好くウロ
ウロするあたりのソルボンヌ天文台の雰囲気が目に浮かぶよ
うな楽しい文章です。月金の週2回の一般公開観望会実施は
凄い。また皆さんで天文塔の一室に集まって鏡面研磨講習会
で主鏡の手磨きに精を出し、別室で金属コートまでやってし
まうというのはアンリ兄弟やJean
Texereauを輩出したお国
柄でしょうか。私も上野の森の科学博物館の村山定男先生、
小山ヒサ子先生の研究室のサロンでの青春時代を想い出しま
す。結びの件でOGER氏が投映法で太陽観測を日没まで楽しむ。
始めは鮮鋭な黒点群を見せていた太陽像が次第に楕円形にな
って大気の分散で上縁が緑に、下縁が赤くなり、野鳥の群れ
や飛行機さえも日輪を横切る。時には大気層の屈折現象で異
形を呈する太陽像。稀には日没で観測終了の地平線に色々賑
やかな景観が映る;たとえば冬至のムドンの森の葉の落ちた
木々、また夏至の凱旋門のテラスの上を行き交う人々。…詩
情溢れる素敵な文章ですね。
今朝(20日JST)は01時前から気温の零下8度への低下ととも
に突然シーイングが好転し、エリュシウムから大シュルティ
スにかけての美しい火星像を楽しむことができました。今日
もこれから粘りますが、明日まとめてスケッチスキャンをお
送りしたいと思います。
歯周病(歯槽膿漏:私の専門です)でロキソニンが効かない
ほど歯が痛むようですと:
①急性歯周膿瘍
②逆行性歯髄炎
のいずれかのきつい状況でしょうか。温泉での熱い長湯でし
ばしば誘発されます。自分の患者さんたちには温泉には抗生
剤と鎮痛剤の両方を持って行くようお勧めしています。虫歯
も歯周病で化膿した状態もなくて下の奥歯に非常に強い痛み
を覚える時には虚血性心疾患からの連関痛の可能性がありま
すので主治医に相談されると宜しいでしょう。
どうぞお大事になされてください
良好天気
with 快適歯牙!
近内
令一
●・・・・・題名:
Mars 2012/02/19-Kumamori
送信日時:
Mon 02/20/2012 21:53 JST
南政次 様
久しぶりに天気が落ち着始めきました。
シーイングもまずまずです。
もう少しシーイングの揺れが収まれば
良いのですが。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120219/Km19Feb12.jpg
よろしくお願いいたします。(英文LtEにも掲載)
熊森 照明
●・・・・・題名: ISMO/CMO #394 拝受
送信日時: Mon 02/20/2012 13:58 JST
南 様:
本日お昼頃、ISMO/CMO #394 届きました。いつもありがとうございます。
先週の月曜日、下記の研究会に参加してきました。家を出たのが8時頃だった
ので、1部の途中から最後まで聞きました。小郷原さん(現在JAXA)さんが
火星大気のダストについてレビューしていました。そのうち資料が公開され
ましたら、お送りします。
取り急ぎお礼まで。
淺
田 正
****************************************************************
=== CPS 研究会「火星研究の現状と将来展望」へのお誘い ===
日本の火星科学コミュニティの実力アップを目的とした標記の研究会を
CPS主催にて開催致します。年度末のお忙しい時期とは思いますが、趣
旨をご理解の上ご参加頂き、活発な議論・意見交換をお願い致します。
本メールの最後についております参加申込書に必要事項をご記入の上、
2月5日(日)までにお申し込み下さい。
世話人: 佐藤毅彦(ISAS),関華奈子(名大 STE研),松岡彩子(ISAS),
佐々木晶(NAOJ), 宮本英昭(東大
総合研究博物館),
高橋芳幸(CPS),山本哲生(北大低温研,CPS)
【プログラム】
日時: 2012年2月13日(月) 10時~18時(09:30受付開始)
場所: 惑星科学研究センターCPS(神戸ポートアイランド)
https://www.cps-jp.org/access/
時間割:
10時 - 12時 セッションA: 固体惑星研究(コンビーナ:佐々木・宮本)
セッションテーマ:「アストロバイオロジーの舞台としての固体火星進化」
講演者:千秋博紀、関根康人、臼井寛裕
・長い時間スケールにおける固体火星の内部進化と、各要素を含めた
火星表層の進化について
・火星表層の持つ特異性、意義:他天体も含めたアストロバイオロジー
の観点から
・実践的な探査の事例(MER):探査の考え方、難しさ
( 昼食 )
13時 - 15時 セッションB: 大気散逸研究(コンビーナ:松岡・関)
講演者:関華奈子、阿部琢美、寺田直樹
・非磁化惑星からの大気散逸機構:研究の現状と課題
・大気散逸の測定方法の概要と今後の発展性
・大気散逸と気候変動:理論研究の現状と発展性
( 休憩 )
16時 - 18時 セッションC: 気象研究(コンビーナ:佐藤・高橋)
講演者:今村剛、小郷原一智
・火星ダスト気象学のレビュー:火星大気を駆動する重要な要素
・火星気象研究の現状と課題、ブレイクスルーのシナリオ
・気候変動研究他との関連
( 終了後、懇親会 )
※各セッションは、少数の招待講演者による話題提供のあと、できるだけ
多くの時間を参加者全体での討論に使う方針としています。
※下の趣旨にもありますように、ご講演の録画とスライドはCPSサーバに
置き公開する予定です。
●・・・・・Sent:
Monday, February 20, 2012 1:24 PM
Subject:
火星 120219 ishibashi
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120219/Is19Feb12.jpg
>
相模原、石橋です。
>
今シーズンの初火星です。
>
中央、やや左に ELYSIUM が明るく見え、上には
MARE CIMMERIUM とその右に
>
MARE TYRRHENUM 、左端の
AMAZONIS 付近には夕霧があります。右端は
SYRTIS
>
MAJOR
>
が出ていると思いますが、朝もやがあるのか、ハッキリしません。北極冠は肉眼でもよく見え、その周囲は暗く見えています。
石
橋 力
●・・・・・題名:
追追伸
送信日時:
Mon 02/20/2012 00:27 JST
先程の追伸の“赤味を帯びた地肌”は“赤味を帯びた氷肌”
かもしれませんですね。
失礼いたしました。
近内
令一
●・・・・・題名:
地震困ります
送信日時:
Mon 02/20/2012 00:12 JST
添付ファイル:
EMr11Feb12 173W.jpg, 11Feb.2012 MRO MARCI 173W Trim.jpg
南 政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。
拙英文LtE早速のアップ有難うございます。CMO/ISMO
col-
leaguesの皆さん、老若男女国籍も異なりますが火星が好きな
ことは半端でないことがよく判り、敬意を表したく存じます。
経度的な配置ではuninterruptedとまでは行かないものの、各
国の方々が駅伝でタスキを繋ぐように責任感と誇りを持って
観測されている姿は実に心強く、頼もしく感じます。私自身
もこの“南版火星年代記”に拙い乍らも足跡を印させていた
だくようになり、まことに光栄なことです。我が国で今季も
コンスタントに観測を励行されているMo氏、Km氏、Kz氏、フ
ィリピン赴任中のAk君他の諸先輩の気合を見習って気長に火
星に向き合って行きたいと思います。特にKz氏のスケッチの
火星面の明部の表現は眼視での様相を正確に再現されていて
勉強になります。
このところ震度4クラスの地震が頻発していて、木造家屋
の銅板葺きの屋根に直置きの当方の12吋SCTはその度にゴトゴ
トと動き回ってしまい、極軸がズレまくって火星が視野から
どんどん逃げて行くようになりました。今夜はシーイングが
激悪なのを好いことに星像ドリフト法で極軸を合わせ直し、
三脚の石突きの固定も試みております。
手持ちのペンタプリズムのハウジングをそのまま使って、
1/10波長の増反射銀コートの平面鏡2枚を組み込んでペンタ
ミラーを仕上げました。像質は上々のようです。近々お送り
して試していただけたらと思います。4~600倍くらいになり
そうなアメリカンサイズのアイピースも同梱いたしましょう。
また宜しくお願いいたします。
良好天気!
追伸:P-ringの外側のNPCの外縁部は、Ωで20°W~195°Wの半周
が暗く、残りの半周が明るいようですね。EMr氏の11Febの画
像のdust
streak(?) はその境目の部分の赤味を帯びた地肌の
ようにも見えます(R,G,B各コンポーネントからも)…添付画
像参照ください。
近内
令一
●・・・・・題名:
Mo4 9 11 15Feb_12
送信日時:
Sun 02/19/2012 23:58 JST
大変遅くなりましたが、やっと画像が出来上がりましたので
お送りします。少しSeeingが向上したのと、視直径が大きく
なってきたので少しは見られる像になりました。(英文LtEにも掲載-
Ed)
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120215/Mo15Feb12.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120211/Mo11Feb12.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120209/Mo09Feb12.jpg
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2011/120204/Mo04Feb12.jpg
南 政次 様
森田
行雄