編 集 後 記
二月に入っても、たびたび寒気が南下して、寒気の厳しい日々が続いていました。上旬の日本海側では、里雪型の大雪となり、『火星通信』同人の多く暮らす福井市周辺では1メートルを越す積雪となって、千台以上の車両が国道8号線で動けなくなったとの報道でした。
西田氏からのお便りによると、あわら市の自宅周辺での除雪作業がすすまず。三日間も外出できなかったとのことで、初めてのことだったとあります。送られてきた画像をごらんください。南先生のところでも除雪が滞って、車で外出できない日が続いて、買い物にもご不便だったようです。
中旬になると関東では、だいぶ暖かくなってきて、和泉川沿いの蝋梅は満開を過ぎて、自宅の遅咲きの紅梅もやっとほころんできました。19日には「雨水」もすぎで、光眩しい春はそこまで来ています。
火星は「さそり座」から、月末には「へびつかい座」へと順行しています。出てくるのは午前二時台になりましたが、赤緯の低さでなかなか高度が出ずに、日の出時の地平高度は30度ほどに留まっています。視直径は二月末には6.6秒角とやや大きくなります。季節λは123°Lsから136°Lsまで進みます。傾きは戻って三月上旬には南を向き始めます。
二月24日記
火星課長 村上昌己