編 集 後 記
12月に入って、寒さが加わってきて、湘南の当地でも朝の気温は0℃にまで下がるようになってきて、ラン類の鉢植えは既に屋内に取り込んでいる。毎年この季節に花をつけてくれるシャコバサボテンが開きはじめて、年の瀬を感じさせてくれる。
22日に「冬至」すぎて、今年も残すところわずかである。この数日寒波の訪れで、北の各地や日本海側は大荒れの天気が続いているが、どちらの方にも被害のないことを祈っている。
12月に火星は「おとめ座」を順行してスピカの北を通過した。 光度は1.5等級とまだ明るさは弱々しいが、朝方にはだいぶ昇っているようになってきた。年末にかけて、「てんびん座」の木星に近づいてゆく。最接近は1月7日のことである。
年末には、火星は視直径δは4.8”となり、季節λは109°Lsに達して、大接近の2018年を迎える。私も来年には古希となるが、健康を保ち15年ぶりの大きな火星を眺めてみたいと思っている。
皆様、良いお年をお迎えください。 十二月28日記
火星課長 村上昌己